教育=商売?


先週、ファミリーレストランで読書していましたら、中学生4人くらいが、勉強しながら、スマホいじりながら、食事しながら、楽しそうに談笑してました。

なかなか私のテーブルから近かったため、話の内容が時折耳に入ってきました。

その中で、あぁ、と考えさせられたのが、

「俺んとこの塾、友達1人紹介すると3万円くれるんだぜ」
という言葉でした。

3万円も!?
という衝撃と、多くの子どもを入塾させるために、経営を成り立たせるために、そのような金額になっているのかなぁと思いました。

昔、塾行ったことのある身から申し上げますと、紹介された側も、3万はいかないにしろ、なかなかのお金、もらえるはずです。

3万もくれるんだったら、
おそらく紹介者は必死で入塾させるでしょうね。勉強そっちのけで。

紹介された側は、まぁ学べるし、お金も手に入るなら塾始めよっかなぁとなるでしょうね。軽い気持ちで。

そういうのを考えてると、
今の子どものための教育は、大人や社会によって、「商品化された」学びでしかないのかなぁと感じました。

子どもの中から自発的にふつふつと湧き出る学びがないのは、悲しい。