新方程式「できる=時間×考え方」

自分ができないと思い悩むのは、だいたいは「短いスパンでそれができる」自分の姿を前提に考えているからだと思います。

例えば、
朝の番組の司会者だって、番組の流れ、台本などを朝の短い時間である程度頭の中に入れる。本番では打ち合わせにはなかったコメンテーターからの質問や意見が出てきて、それに対応しながら、司会進行していく。

レストランのキッチンさんだって、何十種類何百種類もあるメニューそしてレシピを記憶していて、サーバーに頼まれればすぐに調味料、材料、調理器具を取り出し始める。

「じゃあ今日からこの人たちと同じことやってもらうね」と誰かに言われたら、
「いや、できないよ…」
となる。

でも結局は、上記の他にもぼくたちの身の回りにあるありとあらゆる「体験・経験したことのないもの」は、時間と考え方の問題なわけであります。
長いスパンで物事を考えれば全く問題ないと思うし、時間かければ、個人差はあるだろうけど、必ず「当初できないだろうな」と思っていたものもできるようになる。

短期間でできるようになる自分
じゃなくて、
時間をかけて、ミスもし、いろんな経験をしながらできるようになっていく自分
を念頭に置けば、気持ち的に楽だし、いろいろと良い方向に向かうと思うんだなぁ。