ぼくのキャリア教育


この仕事、天職!
と熱く語れるなら
例えそれが豆を売る仕事であっても、誰も何も言わないし、むしろ理想的。子どものうちから、あるいは働き始めて何年か経ってもそう思えるようにしていくのがキャリア教育。

新しく就いた仕事でうまくいかずに辞めてしまって、
「もう立ち直れない」「働きたくない」
となるのではなく、
「次の職場ではうまくやってみせる!」
「ただ私にあそこが合わなかっただけ!」
と子どもが将来ポジティブに思えるように教師が指導するのがキャリア教育。

上記が、自分の中に星の数ほどある理想的なキャリア教育の姿のうちの2つ。

次のは、少し、また、どこか新しい。

「将来何したいの?」と聞いて
「何もない」と答える生徒がいたとしよう。
T「金曜日の夜、1週間の疲れを洗い流すためにパーとビール飲みたくない?」
S「ちょっと飲んでみたいかも」
T「行きつけの焼き鳥屋さんとか作ってみたくない?」
S「ちょっとおもしろそうかも」
T「じゃあ飲屋街が近くにある職場がいいかもね。〇〇商社とか△△不動産とかどう?」
S「ありっちゃああり。」
T「じゃあ、〜とか〜の勉強しなきゃね。」
S「なるほど。ちょっとやってみるかな」
T「もちろんお酒は20歳になってからだよ。法律で固く決められてるし。あとそういう幸せなひと時を味わうためにも、今は飲まないように。その時の感動、半減しちゃうから」
S「気をつける」

ぼくはこういうキャリア教育&飲酒指導も悪くないと思うんだ。