この世へ生まれるものへ
蔵王の御釜を見に旅行してました。
たぶん、日本の絶景トップ1です今のところ。
あ、ぼく結構自然大好きですよ。
山登りします、テント立てます、野宿します、ってほどじゃないですけど。
でも、そこに自分が見たい絶景があるならば、多少は無理します。カナダいた頃も、スイス旅行とかでも、そうでした。
それは置いといて。
リフトに乗って山頂へ。
帰りもリフトに乗って下山して。
帰りのリフトで行きの人とすれ違う。
すんごいワクワクしてるご様子。
「行ってらっしゃい。君が行こうとしてる向こうの世界は、すごいよかったよ」
と言いたくなっている自分がいました。
そのとき
これってあれだ…!
と気づきました。
「この世」へ生み出されるものに対して
「あの世」へ逝くものが
かける言葉に違いない
って勝手に感じてました。
それは違うか。
いや、きっとそうだ。
そうに決まってる。
死ぬとき、
「やっぱりそうだったか」
と誇らしげにしてる自分が想像つく。