トンネル世界がぼくの理想

車を運転してると、トンネルをくぐることが多い。

トンネルは、入り口のぎりぎりまで近寄らないと、
その先が真っ暗で本当に何も見えない(運転手目線では本当にそう)
ゆえ、少しばかり不安になる。


でも、一回入ってしまえば、
照明が整備されてて意外に明るかったり、道幅が意外に狭かったりする。

そうそう、他には、
とにかくいろんなモンが走ってる。
外車、エンジン音うるさい車、レーザービームのように速いバイク、ランニング中のおじさん、障害物...

そういうモンに影響されて、遅く走ってみたり、前方走行車を追い越してみたり、
次のサービスエリアで休憩しようと決めてみたり、片手で運転する(人によっては楽な)スタイルに切り替えたり、、、
そうしながら目的地を目指す。


何かに挑戦することも、このトンネル内の状況と一緒だ。

挑戦(目的達成のためにとる一連の行動)するまで、何がどうなるかなんて(確実に)わからないから、不安でいっぱい。
で、いざ挑戦してみると、いろいろな意外に驚かされる。
そして必ずいろんな環境・モノ・人に影響される。
そこから感じ得た原体験をもとに、いろんな方法を試しながら、目的達成を目指す。

教育にせよ授業にせよ仕事にせよ夫婦間の問題にせよ家庭内の問題にせよ、
トンネル内のように、自分のペースを軸に期間内に目的達成できればオッケー
っていう考えが広まってくれればいいなあ。