「夢で良かった」と「夢でも最悪だった」
2年前に変わった能力を習得した。
忍法・故意的二度寝
という術。
二度寝が気持ちいいのは周知の事実だし、
時間をしっかり守れれば悪い事ではない。
夜明け前に一度起きれるのがベスト。
寝る前に、「4時に一度目覚める」と頭の中で唱えると、あら不思議、しっかり4時に目覚めちゃいます。そして5分ばかり雑務をしてまた寝る。あと3時間も寝れると心に余裕を持ちながら。
つまるところ、二部構成の睡眠なのであります。
まあまあいうてますけど。そんなことはどうでもよくて。
これはただの術の紹介でしかないわけで。
今日の夢は鮮明に覚えている。
睡眠時間は一部二部合わせて計8時間。
きれいな渓流で見つけたタガメをすくいあげようとしていた。そんなシーン。
8時間もあったのに、そのシーンだけでぼくの睡眠は終わってしまったのだ。
夢の中での体感時間は実に10秒ほど。
どうしたものかと思っていろいろ調べてみると、
夢の中では、人間の行動は現実世界の行動より50%も遅く流れているんだとか。
https://irorio.jp/daikohkai/
BBC - Future - Do dreams occur in slow motion?
つまりは、100m走るのに現実では15秒くらいしかかからないのに
夢の中では体感的に30分かかったりするってことかな。
なるほどなるほど。
ぼくのものとは反対かもしれない。
ぼくは8時間という睡眠時間の中でたったの10秒間、奇妙な体験をしていた。
つまりは、上記に添付した現象とは反対の現象が起きているってことですよね?
数学の事象とか苦手なもんで、この手の思考は実に苦手だ。
そういうことにしとこう。
ついでに「100万人に一人の現象が起きたあるネ。あんた特別な不思議な資質アルヨ」と言ってほしい。それはないか。
ふと考えてみる。
仮にこの夢の中で従来の一斉授業を受けている一人の生徒がいたとして…
授業の内容がさっぱりわからないし、今まで習ってきたこともイマイチで、クラスに話す相手はいない、誰も助けてくれない、誰ともつながりを持っていない、毎日が単色で彩られていて、今にも生きる希望の灯が消えかかろうとしている生徒が、従来の教師がひたすらおしゃべりする自己満足の一斉授業(生徒同士の話し合いを取り入れただけのアクティブ・ラーニングや教師が思いっきり生徒の活動に介入してる学び合いとかも)の空間にいたとして。
僕の夢パターンなら、まだ数秒、長くて数十秒で終わってたからマシであっただろうが、
上に添付した、現実より50%遅い世界の夢であったなら、地獄だっただろう。
現実と夢の両世界で地獄だと、もうダメだ。
夢は、ファンタジーかもしれないが、
時には、サディスティックだ。