厄介モン対処法

世の中は、厄介なモンで溢れている。

様々な厄介モンで。

 

でも、

1番厄介なモン(ヒト・モノ・コト)って、

 

取手にしっかり名前を書いてるのに何食わぬ顔で傘を盗むヤツじゃなくて、

 

楽しかった週末明けの出勤日に待ち受けている溜まりに溜まった業務じゃなくて、

 

白いカーペットに垂れた数的の醤油でもなくて、

 

携帯ストラップと見間違えてしまうくらいやたら付き纏ってくる週刊誌記者でもなくて、

 

冷蔵庫に眠ってる大量の賞味期限切れの野菜やお肉でもなくて、

 

これまで借りてきた莫大な奨学金をどうやって将来返していこうか悩むことでもなくて、

 

個人的には

 

「根は良い奴」

と周りに評価される/自分が評価してしまう

ヒトなのかなぁって、思う。

 

例えば、

普段は気さくに話しかけてくれるけど、ちょっと忙しくなったり、心に余裕がなくなると、言葉が荒くなり、攻撃的な言葉をぶつけてきて、終いには脅迫的な態度でぼくに八つ当たりをしてくるヒト

 

話してても居心地が良いし、協力的な面もあるし、頼りになるときもあるしで好感度は高いのだけれど、「それは守らなアカンやろ」っていうルールとか決まりを完全無視するヒト

 

とかとか。

 

恨めない部分を知ってしまっているから、

中途半端に悪いヤツ、

あるいは中途半端に良いヤツ

という存在・認識が

自分の何かを抑制していて、

発散できずに自分を苦しめる。

何をされても、

「でも私、彼/彼女の良いとこ知ってるもん…!」

と、庇う。

そして、憂鬱になる。

 

 

そんな厄介者(根は良いヤツ)は

どこに行っても、いる。

 

アルバイト先、勤務先、学校、親戚…

 

だから、折り合いをつけて

「こいつはこいつ」と割り切って

コミュニケーションをとっていく必要がある。

もしその人が、この先自分がどうあがいても

自分に関わってくる必然性があるのならば、の話。

全くの無関係なら避けてもいいのだけれど、

そういうパターンってなかなかない。

 

そのコミュニケーション能力を学校段階から培っていきたいのであれば、

『学び合い』が最適だと思う。

それか、『』でないにしても、人と接する時間を今の教育カリキュラムよりもっと増やせれば、少しはマシにはなると思う。

 

その折り合いをつけて人と付き合っていく能力

が備わってないまま、社会に放り出されて、数年で、あるいは早くて数日で潰される若者が続出していると勝手に仮説を立てている。

 

まぁ、あと欲を言えば、

「根は良いヤツ」に振り回されている

「なんとか折り合いをつけて付き合っていっている人」を、

「うんうん、大丈夫!気にしない気にしない!」と援護してくれる人の存在も必要不可欠なんだけどさ。

 

 

なんか、話がいろんな方向行っちゃってますね。

 

まぁ、まとめると、

根は良いヤツって、結局、悪いヤツだから!

言ってみたら、

「学生時代、すんごい良いヤツだったんだけど、まさかテロを起こすなんて思ってもなかったですね…」みたいなテレビ番組のインタビューでよく聞く発言と一緒だから!

 

執拗に関わらないこと。振り回されて、損するのは自分。

適度に距離を置こう!