趣味と職業、公教育を添えて。

 

料理男子とよく周りからもてはやされる。

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弁当箱におかずとご飯を詰めたものを学校に持ってきただけなのに、

フライパンで炒め物しただけなのに、

野菜を切っただけなのに、

3日分のおかずを作り置きしてるだけなのに、

 

「料理男子やん!」

と言われる。

 

あらそうですか。それはありがとう。

 

と冷たくあしらっているが、何気に嬉しい。

 

料理は好きです。

まぁ言ってしまえば、

ぼくの周りにいる男子、

もしかしたら女子よりも好きだし、

技術面に関しては、

まあまあ自信はあったりなかったり。

 

本当に自由に作ってしまうので、

一期一会料理、って勝手に名付けてます。

例えば同じハンバーグなんて二度と作れません。

調味料、分量、焼き加減…

全てにおいて前回と同じなんて無理です。

「新しい料理を!」という冒険心が先行してしまって、無理なんです。。

ハンバーグに限らず、何を作っても。

必ず何か新しいものが加ってしまう。

 

その分、自分で自由に作れるので、ストレスフリーですし、新しい味に出会うこともありますし、おいしい料理を作ってしまうことも多々。失敗作も多々(!)

 

 

それゆえ、

メニューっていうものがあって、

そこからお客さんが選び、頼まれたものだけを

クソほど細かいマニュアルに沿って作る

しかも混んでると、急かされる…

味が違ったり、たまたま不味いとクレームがくる…

あの工程が、雰囲気があるレストランのキッチンは、好きになれない。

 

 

それでも

カナダでのワーホリ中に一度だけ

そのポジション挑戦してみました。

弱冠二十歳にして、大きな決断でした。

「この苦手意識、ぶち壊してみたい」

というカッコいい意識。

見事に撃沈しました。

シェフやオーナーに怒られっぱなしで話になりませんでした。

 

「なんで先に肉焼かないんだ!」

「レタスのこの部分は捨てるな!」

 

誰かが作ったマニュアルや

昔からある、もういない誰かのこだわりが

支配してる場所、キッチンはあんまり好きくないです。

 

そして思いましたよね。

 

「趣味と職業の違いって、

そこなのかなぁ」と。

 

金(利益)も何も発生しないから好きにやって良いよってのが趣味で、

金(利益)が手に入るんだから、しっかりマニュアル通りやれよってのが職業。

 

間違いない。

 

 

あ、それと

この考え、

 

 

 

教育にも当てはまりますよ。

 

 

 

子どもたちにとって

今の公教育は職業ですからね。

 

学ぶ場所(学校)を提供してやってんだから、決められた教科を決まった時間に学べよ、て強制してるあれと。

 

もっと、こう、なんだろ、個人的には

趣味的な要素、入って欲しいな。

 

必修教科設けないし、

制限時間設けないから、

自分の好きなように学んでよ。

勉強時間、教科、目標、プロジェクト…

そういった調味料は自分の好きなように

組み合わせてみて。

まぁ、自己責任の範囲内で。

(※もちろんアドバイザーとも相談して!)

 

そんなことできるの、

今だったらフリースクールだよね。

 

そんな学校、

素敵。