成人(式へ参加)する君へ

 

おめでとう。

 

世間では、だいたい今日か明日あたりに

成人式をすると思うんだけど、

ちょっと遅いけど、いろいろ書いていくね。

 

まず、

20年間(あるいは19年間)、よく死なずに生きて

これたね。

これは本当にすごいことだと思う。

毎日のように、死亡事故や死亡寸前の事故が

ニュースで取り上げられてるけど、

それに君が取り上げられていないということは

幸いというか、運が良いというか、、

奇跡だと思う。

そこらじゅうに転がってる、使い古されてる「奇跡」とはまた別の次元の凄さだと思う。

 

だから、成人式の日には、

親に「ありがとう」の一言でもいいから

言ってあげよう。ベタだけど。

本当は今までの人生を振り返ってみて、

ご飯食べながら談笑するのがいいのだけれど、

恥ずかしいなら、「ありがとう」の一言だけ

言って、その場を離れていいから。

 

もし実家を離れて一人暮らししているなら、

アルバイト、お仕事、学校、勉強、

とりあえずそういうのは一旦ストップして

はるばる、実家へ帰ろう。

んで、親に顔くらいは見せてあげよう。

20歳(ほぼ20歳)の姿を見て、

親はきっと、いろいろ思い巡らすよ。

君との人生の歩みを。

親にとっても頭への良い刺激になるしね。

 

あ、でも、

別に成人式は参加してもしなくてもいいよ。

ツライ思い出があったのなら、無理に参加

しなくてもいいし。

でも、どんな手を使っても、

もう二度と将来会えないであろう同級生が

一気に集結する日が、成人式なわけでありまし

て。

 

昔から今にかけて出てきたいろんな種類のアニメの主人公が、1つのアニメにバァーっと集まる、あのレア感に少し似ている。

 

小3の頃やたらイジってきたあいつ、

小6の頃不意に恋心抱いたあの子、

中2の頃仲違いした彼、

中3の頃に振ってきた元カノ…

とにかく酸いも甘いも知ってきた人生だったと思う。

 

彼らはいろんな思い出を連れてきてくれる。

個人的には、悪くないと思う。

最初で最後の瞬間が、そこにある。

 

まぁ、なにはともあれ、

20歳おめでとう!

 

おめでとう!