〜ぽいをポイッと
赤い炎をボーボー出しながらフライパンで肉を炒める
⇨「うむ!高級レストランのシェフっぽいね!」
ホームランばっこんばっこん飛ばす体が太いけど足が遅い野球選手
⇨「うわぁ!ホームランバッターっぽい!」
黒板に書き書き、授業を教師主体で仕切りまくって、「コラァ!」と怒鳴り声を上げてビンタをしては「俺はお前のことを思ってだな…」と語り始める熱血系
⇨「うん!ちょっと熱苦しいけど良い教師っぽい!いいね。向いてるよ!」
違う。違うよ。
火出しながら料理するシーンって思ってるほどそんなに無いよ、キッチン現場。料理のジャンルにもよるし。てか、地味な仕込みとか器具の手入れ、キッチンの掃除がわりとメインだったりする。
ドカベンのことかな?でもね、今は、体細い上に俊足なのにも関わらず、ホームランを量産するバッターも珍しくないですよ。
黒板書き書き?
そんなこと教師がいちいちしなくても今の時代、授業成り立つよ。優秀な教材やICTがあるから。しかも、子どものペースってもんがあるから、板書とかあてにしないしない。
体罰したり怒鳴らなくても、(少数の)子どもの心に響く語りかけさえすれば、どうにでもなるよ。上記の熱血系じゃない姿が実は「良い教師」だったりする。
「〜ぽい」という考えは決して悪くない。
けど、その「〜ぽい」で物事を進めていくと、ちょっと恥ずかしいことになるかも。
だから、ポイッしちゃお。