今日の語り
今日は、某市のある高校にて飛び込み授業をしてきました。
出前授業、って言えばいいんですかね。
学校側から我が研究室に
「授業、お願いしてもいいですか?」
というご依頼があって、
「是非、させてくだい!」という流れでする授業。
時期・場所(交通費のみいただきます。場所によっては宿泊費も)問わず、いつどこへでも飛んでいきます。
『学び合い』を本格的に始めて1か月が過ぎた学年で、数学をやらせていただきました。
最後の残り5分で語りました。
あ、もちろん、授業開始後の最初の数分も語ってますけど、語りというよりは、目標設定に近いです。何も話さずに、生徒に向けて「どうぞ」とはしてないです。
話は「最後の語り」に戻って、
良かったところをいくつもあげたあとに、改善点を語りました。
「では、全員達成と全部理解が目標だったので、今から確認プリントを配布します。
って言ったら、どうしますか?
今もしこれを聞いて、目を丸くしたりドキッとした人は、全部理解という目標が実は達成できていなかったんじゃないでしょうか?
ぼくは授業の最初に、「全員達成はもちろんですが、自分の課題が終わった人は、完璧に答えられる、まあ神の領域まで行くように」と要求しました。でも、さっきも言いましたが、自分の課題を終わらせてからはおしゃべりをしてる人がいました。
次の時間には、そういった部分をもっと意識して取り組むとより良くなると思いますし、今日みたいに1人だけ達成できなかったってことも回避できると思います。
最後になりますが、まあ、ぼくはよく大学の図書館に行くんですけど、その本棚の片隅で見つけた本に、今日西川先生が話した内容と似たようなことが書いてあるものがあって、そこには「学び」とは何かについて書いてました。
その本によれば、
1つは、自分のわからないを言語化できること
2つ目に、その自分のわからないを教えてくれる人を探し当てる力
最後に3つ目として、教えてくれそうな人に気持ちよく「教えてあげたいな」て思わせる力
この3つの能力があれば、もっとみなさんは、その先の学びができると思うので、これを思い出しながら次に活かして欲しいです」
そんな感じで語りました。
でもやっぱり、人前で話すのは苦手だなあ、と振り返る。
小中高、ぎりぎり大まで、大勢の前で話すことがほとんどなかったから、そのツケが今回ってきたのかなあと感じます。。
上記にもあるように、自分の脳内では理解してしまっているため、それが先行してしまい、聞いている人にとっては意味わからない言葉足らずな学びの話しちゃってますし、、。
言葉選びや声量、話し方のテクニック…いろいろ劣ってて、まだまだだなあと動画を見て、思う。
「場数で、克服したい」
そう強く願い、いろいろアクションを起こしていこうと強く誓った、そんな夜