宣誓。理想の部活動運営のために。
Twitterを通じて、学校の様々な部活問題が明るみに出始めてから3年くらいは経った気がする。
当時、1年間海外行ってて、SNSからなるべく距離を置くようにしてました。
そのため、ほとんど日本のニュースなんて気にしないで、のほほんと暮らしていたので、帰国後の部活動ムーブメントを目の当たりにしたときは、
「何かが動き出した」
と心のどっかでつぶやいた気がします。
少しずつ、でも確実に、状況は良好へと向かってきている現状。
文科省もやっと重い腰を上げ始め、いろんな取り組みを始めてくださった(それらが決してイイモノとは言っていない)
そういえば昨年、新潟県の部活動問題に対する宣言も話題になりましたね。
ただ、原則止まりなので、思い切って禁止にしちゃっても良かったのかなあなんて思いました。
(原則≠絶対、ではないためです)
でもBetter than nothing. 何もやらないよりかは、断然マシです。
この新潟県の革命に次いで、いろいろ起こって欲しいなと願っていました
が、
それでも、今もなお、Twitterのタイムライン上には部活動に関する多くの教師の「嘆き」がずらーっと並んでいる。
そんなにすぐには変わらないものなのかと嘆くぼく。
最近、ぼくが現場に立ったとき、部活動をどう運営していこうかと悩んでいる。
どうせ何かしらの運動部を持たされることは目に見えています。
それでも、ぼくが小中高時代に味わった、
「監督主導」のため子どもの考えなど無いに等しい「マリオネット」だったクソほどつまらない部活を繰り返さないために、ぼくは、動く。
無理なく楽しめる部活を実現したい。
まあ、部活動じゃなくてクラブ活動ですね、言ってしまえば。
そうなると学校云々なんて先の話。子どもと保護者からの同意がまずは必要。
子ども全員がわかるまいとは言え、大多数からの支持は得られる自信がある。
『』のように、ヴィジョンを語ればいいからだ。
「子ども、保護者、同僚と仲良く」をモットーに掲げるぼくとしては、保護者からの同意を得るまでの過程を、神経質に扱いたい。
正論でしかない、
「本気でやりたきゃ地域のクラブチーム紹介しますよ」
「実は部活動って、学校側の義務じゃないんですよ」
「そもそもお子さんはそんな長時間の部活に賛成してますか」
等を述べれば、いいのだろうけど、そうはいかない。
理解してもらえないからだ。
もし、ぼくが教師として、10年前のぼくの母親に上記の正論を語っても、きっとグラスの水をかけられて怒鳴られるだろう。
説得力にかけるからだ。
正論なのに説得力がないって、なんて理不尽な。
難しいですね。
保護者へ向けた語りを、今のうちに考えていきたい。
「無理のない範囲で運営できる、子ども主体で楽しい部活動」実現のために。