今日の語り

 

今日でとりあえず、高校への継続的『 』授業実践が終わった。

 

本日は、数学等の教科ではなく、キャリア教育を『』でしてみた。

参考教材はこれ。

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「本通りにやれば本通りの結果が出せる」を口癖にしている西川先生ですが、ほとんどその通りの結果が出たので、「『』でキャリア教育してみたい」という方がいらしたら、是非この本を手に取りやってみるとい(自粛)

 

お題は

「自分が大人になったときに自分が幸せになるには、1か月の給料はいくら必要か」(もちろん本から引用)

でした。

 

高校2年生にはすごく丁度いい内容でした。

 

授業は、特別にスマートフォンタブレットを使ってインターネット検索OKの環境にしたので、なかなかうまく進行できたと思う。

 

そして最後の5分間の語りは、、正直あまり覚えていません。

毎回、その時その場で感じたことを語ります。

どっかの国の国会の総理大臣の答弁のようにあらかじめ準備してきた台本をただただ読み上げるようなことは絶対しない。

 

だから、思ったことを思ったままに、でも感情をコントロールして言葉遣いに注意を払いながら語る。ブワーと湧き出てきちゃうから、語ってから数分後は思い出せない。

でも断片的にどんな内容を語ったかはわかる。

 

確かこう。

 

あ、もちろん語るときはこんな短くなく、ストーリーを入れてますよ。

 

・「今回のこの時間が、自分の将来を、未来を、キャリアを考えるきっかけに一人でも多くの人にとってなったならば、うれしい。でもこの時間以降、自分なりにもっと調べてみようってなれば良いなあ」

→この時間での活動に満足するのではなく、これ以降も自分の将来について主体的に調べてほしいという思いが第一に溢れて、語った。

 

・「幸せって案外金かかるよね。」

→課題では「大人」としか言っていないので、生徒たちは何歳での月給を思い描いて書いていたかはわかりかねるが、話の内容を聞いていれば20代なんだろうなと思う。で、こっそり紙を覗きに行けば、「40万」や「60万」という数字がちらほら見られた。

「みんなが紙に書いた希望月給ってのは実は今のご時世なかなか難しい」

ことを話したうえで、

「って考えると幸せって金かかるね~。でも、

幸せになるためには、実はもっとシンプルで良いと思うよ」

と語った。

みんなが考える幸せに、余分なものが多いのかなと思ったからだ。

 

個人的には、2/22のブログにも書いたけど、

ちょっとしたルーティン生活の中に平凡で緩い暮らしの積み重なり

があればいいのかなと思っているが故。

 

でも高校生だと、自分で働いて稼ぐ(アルバイト)経験が圧倒的に少ないので、やっぱりお金があってこその幸せと思っているのかなと考えられる。そこはどうしようもないなあなんて思う。

 

でも授業後、担任の先生から

生徒の「ためになる時間だった」「もっと調べてみよう」

等の声があったことを聞いて、

ああ、やって良かったと思う。

 

生徒たちの未来に、幸あれ🌸