妄想は湯気程度に

 

「本当に好きだった人とは結局結婚できない」

なんて言葉はよく聞くけど、あれはどうなんですかね。

 

たとえ「その人」と結婚できたとしても、数年たてば、あるいは子どもができれば態度が急変する男性/女性なんているわけで、最終的には「嫌な人」に転じてしまうこともあるわけです。

 

「本当に好きだった人」≦今の人

なんていう等式も考えられなくもない。

つまるところ、一度結婚したんだったら、その人を一生愛しましょう。

結婚という重大な契りを交わすほどの人物だったわけなんですから。

(まさか軽い気持ちで結婚なんてことはないでしょ?)

 

あと、結婚してる身分なのにも関わらず、

「もしあの人と結ばれてたらな..」

なんていうあと一押しでちょっと危ない関係に向かってしまいそうな妄想を繰り広げているであろう人に、ぼくからひとこと。

 

短期的に見れば、その人との生活はいろんなモンが詰まってて幸せでしょう。

でも、それは短期的だからそういう未来が想像できちゃうわけで

長期的に見れば、きっとそうじゃない。

短期的な理想の中でお勘定し忘れたいろんなナニカがわんさか出てくるのが、長期的な理想(=現実)なわけです。

決して幻想に惑わされないで。

湯気のようにすぐ消えてしまうような妄想にとどめよう。

たばこの煙のように長めに残ってしまうような計画にはしないように。

 

未来の自分への自戒と心当たりもない、見えない誰かに向けたメッセージでした。