研究授業を見て思ったこと
今日はゼミの後輩の教育実習を見学に行きました。
研究授業というやつです。
校内の先生、ぼくのような外部の人間が見に来る授業で、
まあまあ緊張するやつです。
教育実習の醍醐味のひとつですね。
ここのゼミに所属しているから、
「じゃあその後輩はもちろん『学び合い』をされたんですね!」
と聞かれたら、実際そうではなかった。
その後輩も『』をやりたかったのだが、
大人の事情もあって厳しかったようだ。
部分的に実践はしていたが、おそらくそれが限界だった。
フルの『』はできなかった。
でも、それはしょうがないと思う。
だって異質な授業スタイルだから。
現場経験なしで一斉授業もままならない実習生には、
そういうアドベンチャーをされるより、今まで通りの安定的な
一斉授業をしてもらった方がそりゃまだいいでしょう。
その安定的な授業がこれまでの子どもの学習を
支えてきたわけでもありますし。
それに、教育実習をさせてもらっている身分ですし。
イレギュラーなことは控えたほうがいい。
話は変わって、、
不意に
「仮にもしぼくが実習生の指導教官だったら」
を考えてみた。
『』で授業をしていくつもりだし、それをその実習生に一応見せる。
でも、「じゃあ同じように『』やってね」
とは絶対言わない強要しない。
「きみの好きなように授業をしてね」
とは言うはず。
だからバリッバリの質の高い一斉授業をされても、
褒めるし、しっかり改善点も提示する、
元一斉授業信者として。
ただ、「なぜぼくがこの『』という授業スタイルをとっているのか」
の意義を伝えることはしますが。
強要はよろしくないですからね。
そんな話でした。