最適解という言葉には注意せよ

 

今まで意見の衝突がなく

順風満帆の関係を築けていた人と、

初めて考え方・意識の齟齬に直面した。

その時の心のモヤモヤ感は言葉で表すことができないくらい、

微妙で、白濁としていて、よくわからない感情である。

 

「どうしようか..」

 

の言葉に尽きる。

 

今までお互いが折り合いをつけて、折れるときは折れていたから

スムーズに物事がトントン拍子で進んでいたけれど、

どっちも折れない引かないときは、どう最適解を見出していこうか、

非常に悩ましく、難しい。

 

客観的に見て、お互いが間違ったことを言っていない状況であれば

なおさらだ。

 

最適解を出すために

相手の考えの濃度を低め、自分のを高めると、

不満により、もしかしたら今まで見ることがなかった相手の怖い部分・見たくない部分が見えてしまうのではないかという恐怖が襲ってくるし、

かといって、

自分の考えの濃度を低め、相手のを高めると、

感情が不安定になり、自分が一方的に相手を嫌ってしまうのではないかという、こちらもまた別の恐怖が襲ってくるし。

 

最適解を見出す作業には、いろんなリスク・駆け引きが付き纏う。