泣いたことがない部活

 

部活について、時たまいろいろと思い出す。

 

そういえば、

部活で泣いたことないなあ、

と。

 

いや、そりゃ、監督に怒られて泣くことはありましたけれど、

最後の大会等で泣いたことはない気がする。

負けて悔しいというのはありましたけどね。

 

高校総体とか中体連って、だいたいどこの部活も最後じゃないですか。

例外もありますけど、「あ、最後の試合なんだな」っていう認識が

どこの部活にもあったかと。

で、負ければ泣く、それが定番というかよく見る光景でした。

仲間・監督と抱き合ったりして、すんごい青春なんです。

 

でもそういう経験が全くないんですよね自分は。

 

虚無感より解放感が強すぎて、

「終わったー!」「この支配からの、卒業」みたいな。

 

ここからやっと、部活の事を何も気にしないで、

受験勉強なり恋愛なり、そういったものに集中できるー!

そんな感じでした。

 

 

どれだけ自分が目には見えないけれど確かに存在していた束縛に苦しんでいたかがわかった瞬間でした。それを小・中・高と味わってきました。

 

もし、自分が理想に掲げる部活動の下、ぼく自身育ったならば、

普段泣かないぼくでも泣いていたことでしょう。

 

あ、あくまで部活は肯定派ではないです。

かと言って否定まではしないです。

 

今の部活の在り方に納得いってないだけですので。

 

誤解なさらないように。