「考え方」が板に付いていない

昨日は、朝から頭がボーっとしてて、眠気がすごかった。

研究室来てから、1時間机の上でダウン。

それでも眠気がなくなることはなかった。

 

そんな昨日は、上越『』の会でした。

 

コンディション的にそんな日で、お話しても頭が回らないと判断し、終了40分前くらいから参加しました。その他にも、終わらせておきたい作業もあったので、ちょうどよかった。

 

途中参加だったこともあり、内容を全部網羅しているわけではないけれど、昨日は、『』を4月から実践し、最近ぶち当たったお悩みをお持ちの理科の中学校教師がいらっしゃっていた。

 

「実験をし、OOOという結果が得られた。では、なぜこうなったのか?」

という課題を与えたところ、全く機能しなかったんだとか。

 

打開策を参加者と一緒に考える会だった。

打開策と言うか、この失敗を活かすために、次の実験がある単元ではどういった課題を出せばいいか、というものをみんなで考えた。

 

あいにく西川先生は別の用事があったため不在だった。

よって、スパンッ!という単純明快な答えはすぐに出なかった。

 

いろいろと案が出たけれど、

「検証型」の課題がいいよね、という答えに至った。

 

もう、さきに「実験結果」を提示して、

なんでこうなるかをその単元のキーワードを使って

△人以上に説明せよ とか OO字以内で説明せよ

 

で腑に落ちた。

 

確かに、中学校時代はいろいろと実験をさせてもらったけど、あいにく「お遊び」の時間としてしか捉えてなかったもんで、何も目的を持たずに時間をつぶしていた。で、出てきた実験結果は友達から教えてもらい、ノートに書き写す。

 

そもそも、教科書に出てくる実験結果って、過去の有名な学者のもと生まれたもの。たったの40分弱でポンと出てくること自体、摩訶不思議。

その摩訶不思議の仕組みはいたって簡単で、

その学者らによって生み出された実験を手順通り(レールの上を歩いて)行っているから。

 

それだけの話。

 

結果なんてもう見えてるのに、なぜ実験するのかっていう話ですね。

 

そう考えると、この検証型はシンプルだし、無駄に教師が介入しなくてもよさそうだし、なかなか良いと思う。

 

この会に参加して(40分間ですが)良かったなあと思えたのは、「自分の専門教科以外になると課題の出し方に自信がなくなる」ということを知れたことです。

 

『』の考え方さえ知ってしまえば、どの教科も課題を出すのに苦労はしないはずなのですが、「THE・文系」というカテゴリーがそうはさせてくれなかった。

 

「専門教科じゃないからわからないけれど,」という前提で課題を考えようとしている自分がいた。

 

もうちょっと、『』の考え方を勉強し、ブラッシュアップしていく必要があることを痛感した。

まだ板に付いていないみたいだ。