OO先生 < OOさん
教師同士で「OO先生」と呼び合うのが、
実はあんまり好きじゃない。
特に理由という理由はないけれど、
妙な違和感がある。
先生という言葉は、自分にとって偉大な人につけるべき肩書というか呼称なのかなと思うんです。もうちょっと詳しく言えば、「自分に何かを教え、そこから何か自分にとって人生を変えるような良い意味で大きなものを得られた」ならば、その人は先生です。
だから自分にとって西川純は先生だし、
『』と関係ない学部生の頃お世話になった教授も先生。
じゃあ、お母さんも先生?
これは拡大解釈しすぎか。
大学でも教授同士で、
「XX教授はいかがですか?」
というシーンは見たことない。
まあ、言っても、XX先生くらいだろうか。
でも、ぼくがお世話になってる教授方は、
さん付けで呼び合ってるようなそんな気がする。
◯◯(名字or名前)さん、と
教師同士そして子どもの前でも呼び合える
そんな職場環境がいいなあ。
きっとこの先の10年20年で、大幅に、
今までの『先生』という概念が変わってくるはず。
子どもにほとんど教えない授業・教師が牛耳ることのない授業が日本の教育の主流になるはず(そうなってほしい)。
そうすると、自ずと教師の呼称が変わるんじゃないかなと。
それこそ、「OOさん」がベターだよね、なんてなってほしい。
個人的にぼくがその方が過ごしやすいってだけなんですけどね。