授業だからこそ実現できる恋愛
中学~高校の頃お付き合いしていた女性たちのことを
ちょっとだけ思い出してみる。
“たち”といっても、かなりの複数人というわけではない。
本当に、ごくごく一般的な人数だ。
どれもみんな結果的には、ぼくが振られて終わっていた。
今考えれば、自分のデリカシーのなさが仇となっていたのだろう。
制服で当時の彼女と初デートしていたとき
女性の方のスカートが若干ひざ下だったので、
「もっと上げれば可愛いよ!」
なんて指摘したら
「これでも上げてる方だよ」
というので、
「足短いんだね」
とレスポンスをしてしまって、
その数日後にデリカシーのなさからか別れを告げられたことがある。
きっと日頃のそれが積もりに積もっていたのだろう。
すんません。
悪気が全くなかったもんだから、
当時は何がいけなかったのかさっぱり見当もつかなかった。
でも、今振り返れば「あぁ、あれか」となんとなく原因がわかる。
中学の頃も、当時の彼女との距離感がつかめず、
振られてしまった。
デリカシーのなさが原因かは知らないけど、
きっとまずい言動があったに違いない。
この悲惨な出来事を回避する方法は何かな、と
考えたとき、
授業の中で、もっと女性の事を知れる機会があればよかったなと思う。
だから、なんだろう、女性(女生徒)と触れ合う時間がもっとあればよかったのなあと。つまるところ、学校生活の大半を占める教科学習の中で。
座学に縛られてちゃ、女性に対して何を言ったら・したらまずいかなんてわかりゃあしないし、反対に何をしてあげたら喜んでもらえるかなんてわからない。
だから、付き合ってみるものの、常に手探り状態だし、なんなら自分が今マズイ状況にいることも気づけていないこともあったなあと思う。
授業って、そういう意味でも大事ですよね。
いわゆる協働学習ってやつ。
1つの目標に向かって協力して学ぶって、良いですよね。
だって好き嫌い関係なく、その目標を達成するために
男女混合で協力して学ぶわけですから。
少なくともコミュニケーションをとれる。
そこで、お互いに「異性との関わり方」を学べる。
「中・昼休み、放課後でなんとかなりますよ」
なんて言わないで。
あれは状況が違う。
休み時間なんて、少ない制限時間内で、特に何もミッションが与えらてない場で戯れるだけだから意味がない。仲いいもの同士が集まってね。
放課後だってどうせ部活や習い事でしょ。
しかも、好きな人が自分が所属する部活の活動場所で部活をするとは限らないし。
授業こそ『出会いの場』ですね。