脱皮した思考

 

昨日バイト中に、職場のシェフに

「そういえばお前なんで教師になるの?」

と聞かれた。

 

そのシェフにはもともと、どこでどの校種でどの教科の教員をやるかを話していた。

 

「やっぱり教えるのが好きなんだ?」

と聞かれて、その場では、

「そうなのかもしれないですね~」

と答えたけれど、正直つっかかっていた。

 

確かに「専門教科を教えるのが好き」というのをきっかけに

教師を目指したという事実は揺るがないけれど、今は違うんだよなぁ、と。

 

英語が好きでカナダで生活してみたり、ニュージーランドでTESOLの資格取得したりして、完全に「よし、これで先生として英語を教えられる!」と意気込んでいたけれど、それは過去の話。

 

あのとき、

子どもの将来に関わることが好き

と言った方が良かったのかもしれないけれど、

その場で言うと、変な空気になるし立ち話が長くなると

思ったため、流れに沿って応答したが。

でも、実際は、大文字で書いてあることが本当の答え。

 

そう考えれば、この一年間で完全に「教える授業」思考から抜け出すことができたと思う。

 

シェフの何気ない質問から自分を振り返ってみる。