地震 カミナリ 火事 地元の友人との飲み
帰省の時、地元の友人と飲みに行くより、自宅でダラダラしていたい気持ちの方が強くなる。
別に、飲みが嫌というわけではない。
ただ、どうしても地元の人と、となるとフットワークが重くなる。
もともと地元の人とは距離を置く習性がある。「すんごく変わった(成長した)自分を見てほしい」という思いが強すぎてそうさせているのかもしれない。
気づいたら、ここ故郷ではレアキャラに成り上がっていた。
そして、「まだ飲みたくない」という勿体振りと少しの気恥ずかしさがぼくを覆ってしまう。
たぶんあとあれだ、
ずっと会わなかった友人のことだ、
向こうがだいぶ変わって、話が合わなくなっているんじゃなかろうか、気まずい関係になっていることをその場で気づいてしまうんじゃなかろうか、という一種の恐怖もある。
疎遠というツケが回ってくる、そんな気がする。
ちなみに三兄弟(実は上に兄、下に弟います)の中でどうやらぼくだけらしい。
2人とも毎日どこかへ飲み歩いている。
遺伝、なんていう言葉があるけれど
どうやらぼくだけらしい。
変わり者だからそこは仕方ないかと噛みしめる。