ぼくの悪い癖
今日は大学院の行事で、
全体リフレクションというものがあった。
9月から院生版の中期教育実習が始まるのだが、それに向けて各研究室内でグループを作り、実際に教師として研究者として、各学校に入らせていただく、そういったシステム。簡単にざっくり言えばね。
そのグループ内ではもちろん、その学校に対してどういった支援をするのかを、
学校と合意形成しなければならない。
で、チームで実践していく。
それと同時に、自分の個人研究というものも構想していかなければならない。
その実習先でできる研究を。
具体的には、学会等で発表するための研究成果を出さねばならない。
今日の行事の中には、
その個人研究について、学年・性別関係なしにランダムに組まれたグループ内でプレゼンをするという企画があった。
研究領域はみな同じ「教育」ではあるが、内容が違う。学級経営、学校経営、特別支援教育、教科教育、英語教育、プログラミング教育etc..
教育というカテゴリーは一緒なのだけれど、微妙に違う。
ほら、調味料にもいろいろあるじゃない。
クミン、クレイジーソルト、パプリカパウダー、ガーリックパウダー、ナツメグ…
調味料という括りだけど、味は全く違う。そういう微妙な違い。
ぼくの昔からの悪い性質で、
自分のものと関係ない話題となると、僕自身、馬耳東風に早変わりしてしまう。
どんなに集中して聞いていても、ものの数秒で意識が飛び、話が全く入ってこないのだ。
悪気はさらさらないのに。無意識にスペーシングアウトだ。
ぼくのグループ内は、ぼくのツボにすっぽり入る研究内容がなかったため、今日も実は意識がそこにはなかった。
興味は持とうとするのだけれど、どうもうまくいかない。
幼少期からこんな性質なもんだから、聞いているフリ、わかったフリは一級品と自負している。だから、分かっている前提で話が進められることもよくあったし、ある。
25歳手前で、これだ。
この性質は、なにかのキッカケがないと、もう治せないのだなぁと、諦めている。
僕の悪い癖でした。