モラトリアム25年の刑

 

この土日は、5年間の大学生活(実際住んでたのは4年間)でお世話になった第二の地元へ行ってきました。

 

来月も用事があり行くんですけど、まぁ、行こかぁ、ということで行ってみました。

 

目的は、働いてる最中の同級生に会いにいく、というものでした。

県外出身だけど、大学卒業後もそこの県で働いてる友人ら。

 

大学に通う目的をついに見失って、中退したのち、お店の店長を務めている友人。

 

大学卒業後の就職先を1ヶ月で辞め、第2のキャリア人生を歩んでいる友人。

 

充実していたり、多忙と退屈が入り混じった生活をしていたり、いろんな様子を会話の中で垣間見ることができたけど、なんとか生きれてたし、これからも生きれそうだったから、安心。

 

同期のはずなのに、ぼくより先に社会に出て働いてる友人を見ると、不思議な気持ちになる。それと同時に、早く現場に出て給料を貰いたいという気分になる。

でも、働けば、今みたいなフレックスなスケジュールを組めないゆえ、こうやってヒョンと友達に会えないのかぁ、嫌やなぁ、と後ずさりをしてしまう自分もいる。

 

25になる年でこの有様である。

 

なかなか複雑な心境である。

 

おれもこれも、この年まで、親・社会に守られていたからなのだなぁ。

25年のモラトリアムの刑は、なかなかに辛い。