数字の不思議
数字とは不思議なもんで、
算数・数学が苦手なぼくの脳にも
良心的だ。
ぼくは未だに、
2年前の第一志望自治体の5桁の受験番号も
6年前まで持っていたガラケーの暗証番号も
自分の周りの特に大切な人たちの誕生日も
母親の11桁の携帯電話番号も
研究室のパソコンや部屋の暗証番号
それらもろもろ全部知っている、未だに。
もう使わない数字データが中にはあるのに、
ずっと覚え(られ)ているというのは、自分でも思う、
どんな頭の構造をしているのか、と。
USBメモリーよりはもちろん劣るのだが。
数字に拒絶反応を示し始めたのは、小2。
「あ、算数が苦手かも」
と自覚し始めた。
授業を受けていても、取り残されるし、先生に呆れられるし。
算数・数学(=数字)の好感度はがた落ちだ。
それでも脳みそは不思議なもんで、日常で使う必要な数字は覚えているし、全く拒絶反応がない。
不思議なつくりをしてるなぁ。