新しい考えは授業参観から

今日は、西川ゼミ生数名で、『』を実践している高校教師の授業参観へ。

 

我々は『』総本山所属と言えども、(飛び込み授業・連携プロジェクト以外で)現場に出て実践してみたよ、という者は現職以外にはいないのが実情。

 

また、『』と言っても、形は様々。

時間のある今のうちに、自分のものと他のものを比較したくなる、そんな年頃。

 

個人的な意見ですが、

『』の考えは理解していても実践方法がそれと矛盾していたりするパターンが結構多いのが見受けられる。

それが『』。

 

でも今回参観させていただいた授業者は、『』を理解している西川研究室の大多数、少なくともあの西川先生と何度も対話を重ねてそれなりに腑に落ちたぼくが理想とする『』に限りなく近いものでした。

 

そういう意味では、希少価値の高い『』実践者の授業を見たと言えます。

なんだろう、絶滅危惧種の動物を実際に生で見るようなあの感覚と似ている。

 

別に他の実践者を批判しているわけではなくて、あくまで、「ぼくが目指す」ものを視点に置いての話です。

 

 

箇条書きで感想の意味も込めてリフレクション。

 

・教室の大きさは関係ない。教室の大きさに対する人数比が明らかに高くても、子どもたちは学び合うし、動きもそこまで制限されない。

 

・振り返りシートも良いが、やはりfacebookのように多様な意見をシェアできるネットワーク環境があればいいなと強く思った。

みんながいろんな人の自己評価を閲覧し、コメントできるような、そんなシステム。

Googleのサービスで確か何かしらはあったはず。ただ、管理職からは許可が得られなそうだから、オリジナルで企業にオーダーメイド依頼しようかなとさえ思った。

クラス内の人たちだけでシェアできるようなそんなシステム。外部への情報漏洩を最小限に抑えれるようなやつ。

何億人も見ることができるインターネットの海ではない狭めのインターネット世界を構築したい。

 

・基礎を押さえた課題にプラスで、実践問題(例:〇〇大学20〇〇年度入試)も一緒に与えるといいのかなと。

特に穴埋め課題だけだと、「これさえ埋めればいいんでしょ!」と満足してしまう人もいるかもしれないから、それの対応策にもなりうる。

その方法もあったかぁ、と思った。

特に進学校には良いかも。

 

・「1人も見捨てない」「全員達成」「折り合い」がキーワードの『』。

友達にはなりたくないけど、「見捨てない」ために、そして課題の「全員達成」を目指すために関わったりサポートするのは大事。

「折り合い」というやつです。

でも、その「折り合い」の先には、実は寂しい人間関係があるのかなと、今までの経験からふと考えが芽生えた。

見捨ててないし、繋がってはいる

けど、それはあくまで折り合い。

気軽に遊べるような友達としての高い壁を乗り越えられなければ、結局は虚無感しかない。

 

んーうまく言語化できない。わかる人がいれば議論したいこのことに関しては。

 

まだまだリフレクションはありますが、それはまた後日どこかで。

 

現場に出る前に、自分の『学び合い』確立させることが入学前の目標でした。

残り半年。なんとか間に合わせたい。