授業参観で…した!

 

9月から本格的に学校支援(大学院生版教育実習)が始まってから、

以前にも増して、飛び込み授業以外での『』授業実践を、自分がしたり見たりする機会が多くなった。

今日は某県の高校で、見る側として、『』実践を参観させてもらった。

 

そういえば、気づいたら習慣になってたんですけど、

授業参観のメモは、いつもこうなってしまう。

ゴチャゴチャしてるでしょ。

f:id:kohdai-0321:20191011165105j:image

「さあどうぞ」と言った後の子どもの座席、

どこの席の子が何分後に動くか、

課題達成後はどうするか、

何をしゃべったか、

をメモします。

文字が多いと見えにくいので、そこで思い付いた訳語を作り、書きます。

自分にしかわからない暗号だらけになってしまいますが。

そういう意味では本当のメモです。

 

 授業者じゃないけど、参観中は自分ならどう最初と最後に語るか、声掛けするか、を常に考えてます。疑似授業というか憑依授業というか。

なので緊張感は自分にもあります。

それゆえ授業後の脇汗はすごかったです。

 

気づいたこととか疑問でも書いていこうかしら。

 

・「人に聞いたら頭悪いって思われるじゃん」

フラフラーっと立ち寄った授業者に対して向けた生徒の言葉です。

わからないところを放置したまま時間を過ごすワケを聞いたんでしょうかね。

それに対するある一人の生徒の発言。

ぼくならどう語り掛けるか。

「君がこれから出る社会ってところでは、『一人でできるかできないか』はあいにく評価されない。『与えられた課題を期限内に終えたかどうか』という結果が評価される。逆に言えば、君が考える『頭悪い』方法、つまり人の手を借りながら課題を終えることができる人間こそ評価され、慕われるとぼくは思ってるなぁ」

と言うんだろうなあ。

 

・理解してないけど課題を終わらせた人

強いつながりで群れたマイルドヤンキー5人組が、そうでした。

理解してないし、なんなら解答だけを書き写した状態でネームプレートを動かして、「課題達成」を謳っていた。そして、ダラーと戯れる。

おそらく、その結びつきの強い集団を動かすのは無理なので、

彼らの周りを動かした方が早いなと思った。

課題達成の意義をしつこくしぶとく、日々の声掛けや語りを通じて全体に語り掛けるのみなのかなと。

つまり、時間が必要ですが。

と言っても、5人組の中の1人が、「これでいいのかなぁ..」とあたりを時折見回す瞬間がいくつかあったというのが、協議会のとき判明しました。

きっと、キーパーソンだ。

 

・なぜ異学年か

本日の授業は、1年生と2年生を混ぜた異学年合同『学び合い』でした。

ただ、最初の語りに、「なぜ異学年でやる意味があるのか」

を強く語る必要があった、という声が協議会の中であった。

たしかにな、と思った。

異学年合同でやる授業自体、従来の授業形態ではなかなか異例だが、『』では結構ある。奇妙な光景かもしれない。見慣れたから違和感は全くないが。

でも、なぜそれである必要があるのか、を語らないと

子ども達は目的をもって動かない。

以後、自戒の意味もこめて、私自身も注意したい。

 

他にも書きたいことあるんですが、細かすぎるので割愛。

 

『』授業参観は楽しい。

一斉授業だと教師のショーを見るだけで、

だいたいパターン化されているため、正直飽きがきてしまう。

あ、その手法ね、て。

でも、『』では、参観者が見るのは子ども達。

色とりどりだから、飽きない。

そして感動が散りばめられている。

 

今日は良い授業参観でした。