同じ属種には会えない

 

なんとなくだけど、

火星とか木星とか、そういう距離レベルじゃなくて、

光の速さでも数億年、何百億年とかかるところに

地球に住んでるぼくらと全く同じような人類が

存在している気がする。

ただ、それは、あまりにも遠すぎるから、

「よし、確かめてみよう」と挑戦する者が現れないだけで。

 

きっと、彼らは、同じ人類枠で、何かしらの言語でコミュニケーションを取り、国みたいな区切りがあり、戦争もしている気がする。

食べるものも、肉と野菜がメイン。もちろんお米とかパンも。

服を着ることが当たり前になっているはず。

いろんな宗教もあると思う。

お金が暮らしの核になっているはず。

 そう、全くぼくらと同じなのだ。

未来人とかそういう括りじゃなくて、ぼくらと全く同じ生命体が

全く同じような生活をして暮らしている気がしてならない、

この地球から、遥か遠くにある惑星では。

 

我々と同時進行なので、パラレルワールドの概念に近い。

何せ誰も辿り着くことができない世界なのだから。

 

確かめようがないからどうしようもないのだが、

きっとそうなのだ。

 

会うこともできないから悲しい存在だ。