ぼくの甘い計画性

論文作成のための個人研究でしたが、

一気に方向転換。

 

そもそも研究テーマは、まあ、ざっくり言えば

「キャリア教育」でした。

 

教科教育の研究は興味がなかった。

そもそもそういうのはBenesse等の大企業がやってくれるものだと思ってるし、どういう学習・勉強が有効かという研究は有名大のラボがやってくれるはず。なんなら一般企業も。

 

『学び合い』の研究も、すでにやり尽くされていて、「OOすればどうなるんだろうか」なんて、これまでのデータを考慮すればすぐに予想がつく。その世界で新規性を見出すのはなかなかにきつい。先生もよく言う、「完成された」ものなのだ。

 

いろんな分野(学級経営、学校経営、授業研究etc)があるけれど、どれも興味が湧かなかった。けれど、唯一、「おっ」となったのが、先述したキャリア教育でした。

 

これまで休憩をはさみながら地道に進めてたのですが、

さきほどの西川先生との協議の結果、

 

個人での学会発表はしない

 

という結論になりました。個人研究のストップがかかったのです。

データ(研究対象者)が少なすぎて、来月の学会予稿〆切に間に合わないということでした。

ぼくの方でも対象者を増やそうと努力しましたが、

「結果」にはつながらなかった。

「こんなにも増えないものなのかぁ..」と半ば諦めかけていたところでした。

でも、もう半年早く始めてれば、まだ可能性はありました。

ぼくとしたことが...。

 

今からわざわざ対象者を無理して増やすくらいなら、

別の業務で結果出した方が断然良いとのこと。

 

まあ、確かになぁ、と。

 

データ少ないんじゃどうしようもないですし。。

 

データは少ないと言っても、

現時点ではなかなかにチャーミングな研究だと思ってます。

そして、めちゃくちゃ大事な研究だとも思ってます。

 

ここで終わらせるのは非常に勿体ない。

 

から、継続して研究は進めていこうかなと思います、

近いうち、でもいつになるかわからない学会投稿を見据えて。

(来年現場に出てからじゃきついかなぁ、と想像しながら)

 

でも、肩の荷が下りた気がします。

〆切を気にせずにゆっくり進めることができること、

やりたいこと・やるべきことに集中できること。

非常にありがたい。

それと、自分の計画性の甘さを思い知る、そんな今日でした。