抜け出す生徒、追いかける教師
いつだったかな、
授業中に生徒が抜け出す瞬間を目の当たりにしたことがある。
ちょっと(その日だけ)グレていた生徒が、あまりにもお行儀が悪くて
先生が注意したんです、いつもよりちょい強めに。
そしたら、逆撫でになってしまい、
怒り、その生徒は教室から出ていきました。
そのときもしぼくがその先生なら、
その生徒を注意しなかったし、もうちょっと言い方を変えて
接していただろうから、こんな事態にはならなかっただろうなぁ
と高みの見物状態。
(こういう甘い考えは後々痛い目みるから今後控えたい)
とは言っても、明日は我が身。
歳が離れれば、価値観とかにも乖離生じるわけでありまして。
何を考えているのかわからなくなるのです。
ぼくも、40代、下手すりゃ20代後半で、そんな状況に出くわすかも。
注意しないというスタンスを貫き通してればまた話は別だけど、
さてさて、どうなることやら。
注意をせざるを得ない状況に直面し、いざしてみたら、
「うわお、これが地雷かよ」
となる瞬間、あると思います。
そうなると、歳が近めで、同じ空間にいる時間が教師より長い同僚(まわりの生徒)が特効薬、あるいはまだ場を丸く収めるポテンシャルはあるのかもね。
教師がなんとかするというより、
そのまわりの子どもたちにアクションを起こす、
これが鉄則。