リアル結婚式でいいかな
一昨日は大学時代の先輩の結婚式の関係で第二の故郷へ。
ついでに当時行きつけにしていた美容院へ行って髪を刈ってきました。
去年の今頃も別の先輩の結婚式があったので、
ついでにその美容院へ行き、ぼくが勝手に専属にしている美容師に
刈ってもらいました。
先日は1年ぶりの再会でした。
が、その美容師は、その1年の間に結婚相手を見つけ、
つい先月には、挙式も終えてました。
ほげぇ~いつの間に、という感じでした。
馴れ初めとか結婚式はどんな感じだったかを聞いたりしました。
美容師は本当に休みが少なく、不幸にもお互い同じ業種だったため、
結婚式が近づいた数カ月前にはその少ない休みを結婚式の打ち合わせに
つぎ込むことになって、ストレスで喧嘩が絶えなかったそうな。
(普段穏やかな性格をお持ちの伴侶だったにも関わらず)
しかもドンピシャであの大型台風が襲ってきた日だったそうです。
被害は少なかったので、なんとか決行できたそうです。
でも、もし、もっと強力な台風で、というか別の自然災害やら事件が起きたら、すべての労力が水の泡になってたわけで。
それにお金の方も、ビックリするくらい飛んでいくそうで。
(どういう式にするか、どのオプションを選ぶか、誰を招待するか、等で価格変動が激しい)
準備期間は相当な覚悟が必要なそうで。
(「Skypeで良くね?」と個人的に思えるものでもわざわざ会場に足を運んだりで、キツイ)
たった数時間にかかる労力・資金を考慮すると、
文化とかしきたりとか礼儀とかが詰め込まれた結婚式を一度リセットして、
低コストなのにも関わらずみんなが楽しめるような、一般的な結婚式とは違ったオリジナルの会ができれば理想的だよなあ、とは思う。
今の自分は「結婚式を開くことが目的」になっている気がして、
そこから抜け出して、もっとこう、違うことをしたい。
結婚式って、いわゆる「自己満の会」であると思う。
スポットライトを浴びて、PV・音楽を流して、自分たちの幸せを披露。
それを観衆が見つめる。
ぼくのイメージでは、サーカスに近い。
否定的に聞こえるかもしれないけど、
ぼくはその「結婚式=サーカス」思考には至って肯定的だ。
従来の「結婚式」の型から離れたいと思っているだけ。
であれば、そのサーカス性だけを違った方面から実現できれば
いいのかなと思う、中身は維持しながら。
引き出物も用意するし、おいしい料理も提供する、
衣装チェンジもする、パフォーマンスも忘れない。
リアルおままごとならぬ「リアル結婚式ごっこ」で、いいかなと。
ただ、それを実現させようという阻んでいるのは、
「本当にこれでいいのか?」というぼくの迷いと、
「なんかあれだね..」という世間の目かもしれない。