西川研究室に入る人

西川研究室OBの方が、先生の還暦を祝う会でのスピーチでおっしゃったあの一言が、今でも覚えているし、これからも忘れない。

 

というのも、ここ上越教育大学は、実績のある豪華有名な先生で固められいる。

キャビアやロブスター、フカヒレ、フォアグラ、燕の巣..そういったものがふんだんに並べられた高級バイキングみたいな、そんな場所。

 

クラス会議や勇気づけで知られている赤坂真二先生もいらっしゃる。

 

赤坂先生の授業は何度か受けたことがあるが、本当に圧倒される。

巧みな話術、ズシンとくる内容、程よいギャグ、、

「この先生、すごい」

となること間違いなし。

カリスマ性があり、憧れる。

 

そのOBが、赤坂研究室と西川研究室に入ゼミする人の決定的な違いを教えてくれた。

「赤坂研究室に入ゼミする人は、赤坂先生になりたく(憧れ)て入る。」

と。

 

みんな「ガハハ」と笑っていた。

裏を返せば、西川先生に憧れて入る人はいないからだ。

ぼくも笑っていたけど、スッと納得していた。

 

「西川先生になりたい」と思ったことはどちらかと言えばないかもしれない(笑)

部分的にはあるが。

 

でも、先生が指差すヴィジョン世界に強い憧れを抱き、入ゼミしたのは間違いない。

 

あのユートピアに近づけるのかなと。

 

他の西川ゼミ生がこれに当てはまるかはわからない。

でも、何人かはきっとそう。