グー・チョキ・パー関係

一昨日は,歯医者に行って,自分の親不知の構造の複雑さから,ここでは施術できるかどうかが微妙と判断された.ただ,良い病院を紹介すると,そこの歯医者さんが紹介状を書くことを提案.

(ただ,考える時間が必要だったため待ったをしたが).

 

昨日は,大学院修了後の教師生活の新天地である県へ行き,居住地を探し求め,某不動産へ.わりと無理難題な条件(家賃や設備において)を突き付けたが,いろんなところ(自分のライバル会社とか)に電話をかけてくださり,半日かけてなんとか仮契約できた.このまま3月にはインする.

 

この出来事で共通していることは,

彼らは横のつながりを大事にしているということ.

 

「お客」であるぼくから利益を得ようとするのが,商売人の性.

 

独占したいじゃないですか,普通.

多少は無理してでも.

 

それでも,相手がライバルだろうがなんだろうが,

「自分には厳しいが,あの人ならできる」とわかれば

すぐさまどこかに紹介したり,ヘルプを要請したりする.

 

どちらも「持ちつ持たれつ的関係性」を保っていた.

 

直接的な利益はどちらかに行きわたる.

なんせ特にそういうことに関しては「提携」とか「契約」を結んでるわけではないですから.

 

ただ,「≠敵」みたいなそういう関係性は築けているわけですから,長期的視野で見れば,お互いに利益及び得は配分されるでしょうね.

 

これこそまさに「持続可能なビジネス」ですね.

 

同じ土俵に立っていても,

ギクシャクしていなくていいな.

 

ただ,やっぱりこれが成り立つのは,

お互いに重なるはずのないでこぼこ(得意不得意)があるから.

 

どちらかが「万能」になれば,

その関係性に「得」を見出せなくなり,

崩壊する.

 

裏切りか,吸収か..

 

愛のある吸収がうれしい.