言葉のジャブ

今月末は,いろいろ提出するものがある。

その中の一つに,西川先生と約束した課題もある。

 

まあ,期限にはなんとか間に合わせる予定ではいるが,正直なところわりとギリギリ。

けれども(状況に応じて)時間にルーズな性格を持ち合わせているぼくは,そこまで焦っていない。

 

それを見越してなのか,たまたまその作業を辞め,

他のゼミ生と談笑していると,

ひょいっと出現した先生。

 

「いいから早くそれ終わらせろよ」

「結果出せよ」

「お前は時間に対するパフォーマンスが低いんだから」

 

と言われ放題だったのがつい2時間前。

 

 

周りの人に比べたらそれなりに結果は出している方だし,

ぼくのペースというものがあるわけだし,

それにやるときはやる男だし,

 

なんていう思いがこみ上げたが,その一つ一つの反論に自分自身が理論的に心の中で反論していた。

それに実際に反論したところで反論し返されるし,それに耐える労力もまた勿体ないからグッと堪えた。

 

先生が部屋を出ていったあとは,「こんにゃろ,言わせておけば」と悔しさに近いやる気が出てきて,そのジャブされ放題の時間から今にかけてずっと集中してその課題に取り組んでいたら,良いペースで終わりに近づいていた。

 

先生がどういう思いで言葉のジャブを仕掛けてきたのかは知らんけど(まぁ,挑発だろうけど),ダラけている誰かの心に火を付ける能力も先生や指導教員として大事だよなぁと思った。

 

今回はこういう「挑発系」の手法にまんまと乗っかてしまったぼくですが,これはそういう関係性をお互いに築けているから成り立ったわけで,お互いの性質を知らずに行われた場合,想像するだけで怖い。

 

関係性を見極めて,必要最低限の声掛けをする。

 

これめちゃくちゃ重要。

 

まあ,そもそも全体で共有している課題じゃないし,完全に個人の課題なので,この手法自体『』の理論とはちょっとズレるんですが。