心配事対処療法

小さな心配が積み重なると、

危機管理の感度が高まり,とてつもない恐怖が襲ってくる。

動揺を隠せないのだ。手も震えることあるし,若干吐き気も催す。

 

ただ,小さいといっても,心配事って人それぞれですから,みんながすんごい不安がっていることに対しては平気なことはよくあるし,反対に,「それくらいでクヨクヨすんなよ」と言われることもある。

 

ただ,この気遣い?のようなものに嫌気がさす。

こんなんでいちいち悩んでたら,平静でいられる時間が少な過ぎてストレスで死んでしまう気がするのだ。

 

でも,それを緩和させる一つの法則があって,

心配事はとことん心配する

ようにぼくはしている。

というのも,ジンクスというかなんというか,

大なり小なり,心配事を心配すればするほど,

結局無事にケリをつけられることが多々あったからですこの25年間。

 

「無事にこの事案を丸く収めてやるから,お前はせめてブルブル怯えてろや」と見えない誰かに言われているような気がして,とことん心配してました。

 

等価交換,なんでしょうか。

 

そのおかげで,なんでもかんでも無事解決に向かう確率がまあ高いんですわ。

 

ただ近頃,どうもそれは代償がでかいように思い始めているのです。

 

「その日中に」結果がわかるならまだしも,結果がわかるのが 一週間後,半年後の場合,極度の緊張状態でその期間を過ごすわけではないが,それなりにピリピリした状態には置かされる。

思うようなパフォーマンスができなくなるのは明らかだ。

 

 

そう思ったからこの間西川先生に相談した。

 

お前は可愛い質問するなぁ,と言われた。

 

そのあと,まあ俺もなんだけどさ,と共感してくれた。

(先生の大胆不敵さからその言葉に疑問を持ったが)

 

先生の対処法は

ワクワクすることをたくさん作り,

それを自分自身に仕掛けること

ですって。

 

ワクワクすること,

まあいあわゆる妄想ですね。

「OOをやったらXXになって,△△が起こるよなあ」

というような妄想・野望。

 

それをたくさん作る理由は,

何か一つがダメになっても,

「ぼくにはまだこれがある」

とすぐ出せるようにするためである。

 

それらを並行して進めていく。

 

そうすることで,

ワクワク濃度がブルブル濃度を上回り,

結果的に不安が軽減する

ということなんかなと。

 

部分麻酔というか麻痺させる感覚に近いんかな?

 

できるかわからないけど,やってみるか,

適度に。