みんなのオンライン職員室 に参加して
昨日は,Zoomという画期的なアプリを使って(本格的に利用したのは初めて!),杉山さんが運営するみん職に参加してみました。
システムがよくわからないまま参加しました。
手探りでいろいろシステムを理解していくことができ,次からはもっとうまく使いこなせそうな気がします。
御年25,まだ若いね,自分。
顔出しせずに,ROM専というか,発言はすることなく,見たり聞いたり専門で参加しました。
いろんな人がいるオンライン通話って,なんか怖いんですよね(笑)
攻撃されるんじゃないかと怯えがちです。未開の地だから,怖かったです。
でも,今回で雰囲気がどんなものかを掴むことができたし,何より,居心地よく発言できる環境だったように思えました。次からフル参加しよう!
このオンライン勉強会は1時間程でしたが,得るものはありました。
思ったことなど,箇条書きでゆるーく書いていってみます。
・そういえば,
働き方改革って誰のため?
という問いをこの間,Twitterで見た。
誰が発信していたかはわかりません。
そして,今回の講座でもそれについて触れられていました。
「子どもたちのため」
という声があるらしい(ぼく自身知りませんでしたが!)
でも,そういうところって,働き方改革がうまくいかないことが多いんだそうな。
個人的観測ですが,「子ども」を優先しているというか,自分ら教員が結局は二の次になってしまうからだと思います。
学校の働き方改革を本気で起こすには,
「今,現場で働いている教員のために,
未来,現場で働く教員のために,
そして自分自身のために」
という(思い切った)考えまで行かないと厳しいんだろうなぁと改めて思いました。
・「Ed Tech」「経産省」
このキーワードに今更ながら,今だからこそ,注目していきたい。
・働き方改革には2種類あるそうです。
マネジメントによる改革
→これは,通達レベルのこと。例えば,教育委員会による「定時退勤日の設定」,文科省の「超過勤務45時間以内」のような,上から下へ言い渡されるもの。
リーダーシップによる改革
ミドルリーダーによるアクションなど。
ぼく自身,まだ現場に出ていませんが,前者は結構弱いと思います。
所詮は,「やってね」止まりで,実践したとしても気づけば煙のように消えているなんてザラにあるわけでありまして。。どれもこれも形骸化するのがオチなのかな,と思っています。
そういう意味では,リーダーシップによる,つまり,学校内での改革の方が即効性があり,効果的なんだろうなぁと,青二才ながら考察しています。
・働き方改革の手順
手順を説明していただきました。
大きく分けて1~9まで。
1.全体の「働き方改革」に対する意識を高める
例えば,職員室通信などを発行してみるのも有効。
とにかく,職員に興味関心を持たせることからスタート。
2.小さくてもいいからチームを築く
管理職やミドルリーダーがキーになりますが,,
4~6人の構成メンバーがベスト。
3.現場の可視化
(実践的なところまで目指すなら)
職員が実際,今どんな気持ちをもって働いているかをGoogleフォームとかでアンケート調査をしてそれをしっかり公表する。
4.キックオフミーティング
学期末とか比較的時間あるときに開いてみる。
ここからは職員全員参画を求めることを心掛ける。
5.組織でスモールスタート
反対意見がでなく,だれもが納得しやすい策を講じる。
無難なもの,ってやつ。
「職員室のいらない物を捨てましょう」のような整理系がまずはいいかも。
簡単に始められるものであれば!
6.プロジェクトチームを複数作る
全員が参画できるよう,各チーム3~6人の構成メンバー。
7.可視化し,成果を価値づけ,共有
チームでやってきたことを,全体にシェアし,
しっかり評価までする。
8.効果検証,次年度へ活かす
7と似ているが,次年度では何を継続し,何をやめて,または始めるかを検討。
9.引継ぎの仕組みを整える,周辺校へ発信
周辺校にも積極的に発信していく。
手順としてはこんな感じでしょうか。
だいたいのステップが管理職目線です。
若手がやってみる!というのは,正直厳しいでしょう。
でも,若手であっても,意志が強ければ,
何かしらアクションは起こせるはずです。
例えば,ぼくでしたら,自分よりベテランの,それも職員室で言うところの中堅30代,40代の教員に言い寄ります(笑)
そのために,まずは,程よく繋がる必要がありますが。
まだ,現場に出ていないので,実のところ,
ぼくは何もわかりません。
でも,なんとなく,リアルに,ぼくがすべきことがイメージできた,そんな1時間でした。