飲み会に行く頻度が減った理由

誠に率直に言えば,ぼくは飲みに行きたがらない性格であります。

 

まあ,お酒が弱いせいで,すぐ顔が赤くなり,それを誰かに心配されるのがあまり好きじゃないというのも一つの原因である。

本当は見た目以上に飲めるのだけど,外見を気にされるのが気になるのだ。

そうは言っても,それはめちゃ小さな要因ですが。

 

 

ぼくは,飲みには行きたがらないが,飲み自体は好きな性格であります。

 

それも,ゼミ生や友人らと行くのは,格別に楽しい。

 

それでも,あんまり行きたがらない。

 

理由は大きくわけて2つ。

 

1.「こんなに日々が充実していいわけない!」

先述したように,メンバーによっては飲みは楽しい。

それでも,お誘いを十中六七はお断りする。

学生でお金の面で余裕を持てないというのもあるが,

こんなに楽しい瞬間が事あるごとにばら撒かれると,いつか飽きが来て,楽しいはずの時間がつまらなくなるような気がしてならないのだ。

なんというか,お腹空いてたのに,限界を超えて,「一周回ってもうお腹空いてないわ」となるあれと似ているのかな。

ぼく自身一回だけ経験ある。

あれは大学生の時,部活のアフターやイベントでよく飲みに行っていた。

本当に楽しかった,途中までは。

でも途中から,「なんか違うなあ」と,「賢者タイム」と「悟り」の間の微妙な感情に突入し,つまらなさを覚えた瞬間があって,非常に悲しく,周りに申し訳なさが芽生えたことがある。

(もちろん,「つまらんなぁ」とは口外していない)

 

別種ならまだしも,同種の娯楽が連鎖すると,

人はそこにつまらなさを見出すようになる。

話・雰囲気・オチのパターンを見つけてしまうんだろうなぁ。

 

この境地の扉を開けてから,楽しいはずの飲みの価値を下げないように,自然と行く回数を減らしているのかな,という自己分析をしてみる。

 

2.「ぼくなしでも成り立つよね,その飲み会」

「どうしてもお前がいなきゃ成り立たないんだよ!」と言われたり,または「ここは俺が行かなきゃな」と思わないと,なかなか行く気になれない。

 

つまり,「ぼくが行かなくても大丈夫そう」な飲み会には,興味やら情熱やら興奮やら,そういうのが芽生えない限り,行かない。

 

学部生の頃は,「こうだいさんしかいないっす!」と言われ飲みに誘われた瞬間自体,ほとんどないし,これからもないでしょう。

あったとしても,「立場」が上に行けば,でしょうか。

 

学部生の時,部活では先輩という立ち場にあったため,まずはお前が来なきゃ後輩も来ないだろという雰囲気があったもんだから,飲みにはそれなりに行っていた。

 

院生になってから,そういう立場はなくなり,

義務を名目に行く飲み会はめっきり減った。

 

お友達に誘われても,1.の理由が最初に芽生え,次に「ぼくなしでも問題なさそうだなぁ」という必要性が来て,あとお金が,,そうこうしていたら(自ら)飲みに行く回数,そして飲みに誘われる回数までも減りました。

 

一見,「寂しい,かわいそうなヤツ」に思われるかもしれない。

現に周りの友人にも言われたことがある。

 

でも,案外,居心地がよくて,ぼくは今のままが好きだ。

 

自分が行きたいなって思ったときに随時参加する,,

いいことじゃないですか!