最強の定理

引っ越しの時期になりましたね。

 

就職先が決まっていて,実家に戻る人,新天地での居住地を見つけている人は,大学にいても意味がないと見切って,引っ越し始めています。

卒論・修論・成果報告も終わっているので,

確かに今いる場所に残り続ける理由があんまりないかも。

 

ぼくは,就職先も決まっているし,ニュー居住地も契約したのですが,修了式の翌日まで上越に残るつもりでいます。

大学の方が居心地良いですし。

 

ぼくは今現在,寮に住んでるんですけど,

まあ,いろんな人と共同生活なわけです。

 

部屋は完全個室なんだけど,トイレやキッチンは同じ棟・階の人10名くらいと共同使用。

 

幸い,ぼくの共有スペースはみんな良い人だから,めちゃ清潔。

(会ったことすらない人がほとんどですが..)

 

でも,隣の棟の共有スペースを見渡せば,いろいろとすごい。

 

私有物は基本置いてはいけないのに堂々と置いてる人いるし,

生ごみ廃棄用のバケツがあるのに,残飯をそのままシンクに捨てる人いるし,

廊下に自分の部屋から出たごみを袋ごと放置している人いるし,

他にもいろいろあるけど,キリがない。

 

今日ビックリしたのは,

自分が引っ越すことをいいことに,自身が所有していたであろう調味料を,

「いらなくなったのでもらってください,いらなければ捨ててください」

と添書きされて,キッチンに放置されていたこと。

 

いやいや,100歩譲って,まだお互いを知ってるなら良いけど,誰もあんたのこと知らんから(匿名だし),誰も貰わんて!使うの怖いやん!

誰も引き取らないとなると,誰が片付けるの?

と呆れてしまった。

 

寮の敷地内にあるごみステーションへ行けば,

袋からぶちまけられた生ごみが散乱していた。

 

カラスの仕業とは思えない散乱ぷりで,

明らかに人がポンと適当に投げ入れたような有様だった。

 

どれもこれも怒りと呆れが沸き起こる光景です。

 

こんなことするやつがのうのうと教師やって,きれいごとだけを子どもたちに唱えるんだろうかと思うと,本当にやるせない。

 

まあ,「教師として」と言うと,なんか引っかかるな。

教師も同じ人間で,人の前に立って何かをする意味では,

一般的な職業と変わりない。

教師を特別視するのはまたちょっと違うわけでありまして。。

 

きっとぼくが一番言いたいことは,

「寮の管理をしてくれている事務所の方々を考えたことあるのかな」だと思う。

散らかっている物を片付けるのは確かに寮関係者なんですが,度が過ぎているというかなんというか。

 

声に出してはいないが,内心めちゃくちゃ愚痴ってるはず。

「なんでここまでだらしないかね」や「人としてどうなん?」とか。

 

これはぼくの心の声か。

 

 

「人のこと考えて動いてみたら?

ほら,自分をその人に置き換えてさ..

..ね,これされたら嫌でしょ?

だからさ,もうやめなよ」

 

と,そういう光景を見ては思う。

 

 

だから,平気で違反する人の気が知れない。

 

 

というとブーメランで,きっと他の人からもぼく自身がそう思われているかもしれないから,これ以上は強く言わないが。

でも極力守れていると自己評価はしている。

 

ぼくが思う最強の定理は,

「自分がされて嫌なことは人にしない」

です。

 

人って,サイコパスを除いて,

「されて嬉しいこと」「されて辛いこと」

はだいたい共通してると思う,大まかに見て。

 

それさえ守れれば,本当に平和だよなぁ,と思う。

 

「それを実現するために,ぼくはOOをする」

というマニフェストは,今回は省かせてもらうね。