暑苦しい教育論

昔はカリスマ教員に憧れていた。

 

「右向け右!」と言えば,素直に右を向くような子どもたちがいる学級。

自分が流暢に英語を話せば子どもたちが「すごーい!」と憧れる英語の授業。

「将来は先生みたいな教師になりたいです!」とみんなに言われるような教師像。

 

でも,そんな幻想,とっくの昔に捨てました。

今では恥ずかしくてそんなこと言えません。

 

ぼくもそうなんですけど,所詮一人の教師。

無理なんだよなぁ,実現するの。

 

あと,結局それって,自分にしかスポットライトを当てていない自分よがりの教師像に過ぎないんだよね。

 

何一人で気持ちよくなろうとしてんだ,と過去の自分を省みて思う。

 

学問(=教科)は二の次でいい。

その学問はあくまで,『きっかけ』と捉えよ。

 

その学問を習得していく中で,

 

どうやって人と付き合っていくか。

どうやって人と繋がるか。

どうやって人を使って自分の目標を達成するか。

そして,人と繋がることがどれだけ得か。

 

それを学ぶ場が学校であること忘れるな。

 

なんて言ってみる。