結婚には種類がある

昔,Twitterのタイムラインを漁っていたら,

「本当に好きな人とくっつくことができないのが結婚」

というつぶやきを見て,「悲しいけど胸に響くなぁ」なんて,

思ってたときのことを不意に思い出す。

 

言葉の意味はわかるんだけども,

どうもピンと来なかった。

結婚すると決めたのに好きな人じゃないって

どういうことなのか,サッパリでした。

 

「結婚」という二文字からはまだまだほど遠いかった,

大学1年生のときの話です。

 

そして,あれから5年以上経って,結婚の文字に近づいた今。

婚約してもなお,

例の言葉にはまだピンと来ていない自分がいる。

 

やっぱり相手が好きだから結婚するんだよな~

なんて思ってしまう。

 

確かに,これまでのぼくの恋愛を一つ一つ思い返すと,

「あぁ,この子と結婚しよう」

と,どこかの段階でいちいち思っていた。

 

中2のときですら,

「この子とは先のことも考えてるんだ」

と口には出せなかったけど,思っていた。

 

進学・就職の関係で地元を出るかもしれないから

どうやって当時の彼女に付いてきてもらおうか

一生懸命考えたことがある。

 

それなのにも関わらず,

中には1カ月でぼくが振られてしまった恋愛もあった。

 

恋愛っちゅうのは摩訶不思議なもんです。

 

そう考えると,

「本当に好きな人とくっつくことができないのが結婚」

は半分嘘で,半分本当なのかもしれない。

 

正しくは,「本当に好きだった人とくっつくことができないのが結婚」

という言葉に直すべきだ,なんて思う。僕はね。

 

言うてますけど。

 

でもまあ,真剣に

「本当に好きな人とくっつくことができないのが結婚」

という言葉の意味とともに結婚後の心情を分析すれば,

大きく4つに分けれる。

 

1.一番大好きな人と結婚して良かった
2.一番大好きな人と結婚しましたが、良かったとは言えません
3.一番ではない人と結婚しましたが幸せです
4.一番好きな人と結婚できず、幸せとも言えません

 

「この人が最高でこれからも最高」という最高婚

「実はあの人が良かったんだけど,将来のことを考えると..」という妥協婚

「好きでもなかった人(あのときはすんごい好きだった人)と結婚したらこの様」という後悔婚

 

結婚にもいろんな種類があるんだなあ。

 

結婚後も,「1.一番大好きな人と結婚して良かった」とお互いが言えるような関係性が保てれば素敵やなぁ。