挫折しては再開するこの周期

英検1級対策を,かれこれもう何年も行っている。

単語帳を買ったのは大学4年の秋。

教採落ちて,悔しくて,当時の希望自治体に対して

「英検1級とったら採用してよね!」

と半ばやけくそに勉強し始めた。

本当に突発的に。

 

ただ,なかなかこれが難しいんだ..。

 

話が少し逸れる。

ぼくの母親は,英検1級こそとれてはいないが,

高校時代,一次試験は何度も受かっている。言い換えれば,2次試験の面接で何回も落とされて,取得を断念している。

そういう意味では先輩であり,英検の知識があるゆえ,

こだわりがある。

 

それは,

「準O級という”準”がついたものは受けるな。」

だ。

 

母にとって,準は中途半端なんだと思う。

準なんて受験に役立たないわよ!

というタイプなのだ。

 

半分合ってて半分違うけど,

まあ,そんな感じ。

 

 

幼いころからそう言われ続けていたから,

ぼくは今まで準2級,準1級は受けたことがない。

 

準は次のステップへ昇るための通過点でもあるから,大事だと思っているのだが。

 

けど,25になっても未だに母親のそのお言葉を守り続けているから,インパクトと拘束力がすごいんだろうな。

ぼくも母親の影響をもろに受けている。

 

それゆえ,ここ数年,

1級の勉強において,挫折と復活を繰り返していて,

知識は停滞状態である。

 

何回この波を経験すればいいのだろうか,

てくらい(挫折×復活)² をしている。

 

単語や内容が,難しいのだ。

日本語であっても,理解に苦しむ。

 

 

最近まで挫折の周期にあたっていたが,

いよいよやばいなと感じ始め,

また勉強をスタートさせた。

(何にやばさを感じているのかわからないが)

 

おそらく,英検1級を取った先のビジョンが不明確なのだ。

取得したその先に,どんなワクワクがあるか,

それが見えていないから,やめては戻ってを繰り返す。

 

そんなことを先ほど西川先生に軽く相談した。

 

西「まあ,でも持ってた方がいいよね」

  首都圏の学校に採用されるとなれば,あったほうがかなり有利だよ」

僕「まあ,首都圏で働くつもりはないですが(笑)

  英検1級がその効力を発揮する期間は,何年くらいですかね?」

西「10年くらいだろうな。」

僕「じゃあ10年後以降は?翻訳機が今より精度増してるから,

  1級の意味なくなりますよね」

西「その頃には,英米人とのつながりだろうな」

僕「え い べ い じ ん ?」

西「英米人とのつながりをどれだけ持っているか,

  つまり,どれだけ多く,彼らとつながっているか,

  そして信用を得ているか。それが重要になってくるだろうな」

 

ふむふむ。

 

西「だから,お前なんかは,TwitterFacebookを使って,

  英語で毎日『学び合い』に関することを呟くんだよ。

  どうせ彼らは『』を初めて知った日本人たちがするような質問を

  お前にする。」

僕「耳にタコができるくらい聞いてるから,

  答えを英語訳して返すだけっすね」

西「そう。お前が『』の窓口になるってこともできる。」

 

 

まあ,ワクワクを希求するぼくとしては,

英検1級を取得する意義はないなあと思う。

10年以内に,就職で使うことはなさそうですし,

英語で『』を発信するためなら,1級はなくてもいいですし。

それのための勉強をすればいいだけだから。

 

でも,まあ,前よりはなんかモチベーション上がったかな。

 

これを機に,とりあえずまた挫折の周期に落ち込む前に,

早く取得してしまおう。

性格が捻くれてるから,

どうせまた「取得する意義」なんかを考え出して,

変なモードに入って挫折するに違いない。

 

もうこりごりや。。

 

ありがとう,先生。

 

あと,こっそり,海外の方向けのアカウントを作ってみるか。