お金の使いどころ迷走中
僕「家に彼女連れてきたら1万円な!」
父「連れてこれたらね」
この会話は中学のときからしてる。
テンプレのように使い古された,ぼくと父との間で交わされる代表例的会話だ。
結局,「家に連れてくる」という領域までは及ばないまま,
高校卒業後は地元から遠く離れた大学へ入学し,卒業。
そのまま院に進学し,大学時代に出会った恋人と婚約した。
この間の正月帰省で,
「俺が婚約したってことはー,,△万円くれるってことだよね!」
と半ば無茶ブリに,父に高額祝い金を訴えた(らしい)。
「いや,なんでやねん」と正当なツッコミを返す父(だったらしい)。
一昨日,突然,そんな父からLINEがきた。
「この間言ってたお金,お祝い金として入金しといたよ」
とメッセージが。
この間?お金?
ぼく乞うたっけ?
身に覚えがなかった。
それくらい無意識な無茶ブリをしていたのだろう。
「まあ,とりあえず見といて」
と父。
で,いざ通帳でその金額を確認すると,
「うお..!パパ上!」
となった。
今の自分には十分ありがた過ぎる額が
そこには書き込まれていた。
これで今よりだいぶ生活が潤うはず。
ありがとう,おとさん。
ただ,金銭的に余裕が出来たのに,
そのお金を何かに使おうとはなかなか思えない。
「念のため貯金」に拍車がかかる。
「初任給もらうまで何あるかわからんから,
なるべく貯めよう。世の中怖いからね。」
という気持ちが高まる。
きっとそこまで用心深く,金銭面で備えなくていいのだが,こういう性格をかれこれ25年も続けてりゃ,もうね,どうしようもない。
ただ,占いや本でもなんとなく察してたけど,
ぼくは,たぶん,もっとお金の使い方を学んだ方がいいのかもしれない。
なんというか,あんまりケチらず,
自分がおもしろいと思ったものに(ゲームとかは別で),
もっと投資していきたい。