いろんな出版社の教科書が扱われる教室

来年度は,教師2年目ですが

英語の教科主任になることはほぼ決まっています。

 

この間,現教科主任から,教科書の採択手続きについて教わりました。この更新的な手続きは毎年行うもので,「YES(現在のものをそのまま使います!)」か「NO(別の教科書がいいな)」の応答を書類提出するんですが(今年はコロナ関係で遅め),絶対忘れないようにねと念押しされました。

だいぶ大事なことみたいですね。

 

選ぶのはどうやら授業担当者の教師みたい。

「自分がどの教科書を使えば教えやすいか」が関わってきますから,個人的な好みが出ますね。仕方なし。

 

ただ,「教科書を使うのは基本的に生徒」というのが念頭にあるぼくとしては,「お得意さん」とか,「前年度踏襲」とか,そういうの気にしないで,とりあえず生徒にサンプルの教科書を渡してしまいたい。

 

で,「自分が好きなの選んでいいよ」と言う。

集計して,採択関係の書類に書いて,提出。

そうやってしまうかな。

 

例えば,5種類の教科書があり,30人の生徒がいるとしたら,,

ほぼ確で,5種類の教科書,つまり5つの出版社に注文することになるだろうな。

1社は2冊かもしれないし,他の1社は20冊かもしれない。

 

それでも,「生徒が選ぶ」わけだからいいのかなぁって。

学びやすいようにそのための道具を揃える(環境整備)って大事だよねと思ったりしてます。

 

ただ,一つの教室にいる3,40名の生徒が,それぞれ別の出版社の教科書を持っているという状況,見聞きしたことないので,「もしかしてアウト?」なんて思ったり。

まあ,注文手続き自体が面倒そうですから,誰もやらないか。

 

となると,教材コンテンツが豊富なこの時代,

今まで通り前年度踏襲の教科書を使用し,

「教科書以外に,自分が勉強しやすいテキストも使っていいからね」とあらかじめ生徒にお伝えするのがベターなんですかね。

あ,あと「学校のタブレット使用ウェルカム」,「家からスマホ持参OK」もだね。

 

 

「国の厳選なる審査を通った教科書」を使って学びの保障をすることが定められているので,現時点では「使わない」という選択はできません。

ただ,その教科書を,「どれだけ」「どうやって」使うかの指定は明記されてないから,言ってみたらめちゃくちゃ自由なんですよ。

それに授業スタイルも,「一斉授業せよ。」なんか書かれていない。

 

だから,授業時間に,

教科書を開きながら,ネイティブとオンライン英会話をする生徒がいたり,教科書のみで勉強する生徒がいても,問題ないんじゃなかろうか。

 

ただ,自信もって言えない。

 

もうちょっと法律勉強しないと。