ALT不要論を唱えたぼくが恥ずかしい

ALTが週1で来てくださる学校で働いています。

 

ALTって,確か「週に何コマまで」とか「1日何コマまで」とか,自治体か国によって労働時間が定められているんですよ。

それに,人によっては勤務校掛け持ちなので。

 

だから,毎週と言っても,日によっては来れない日もあるのかなと,最初は変な期待を抱きました。

なんで「期待」かと言うと,正直な話,

一人の方が動きやすいからです(笑)

 

みなさんご存知、ぼく、まわりからコミュ障と言われるくらい、人付き合いが下手なんです。

 

「ALTなしでも,ぼくひとりでそこそこの授業はできる自信があるし,実力もある。もちろん授業計画力も」

ていうすんごい子供じみた過大評価もしてます。

 

また,一人ではなく,「チームで動く」って,性格上,苦手なんですよ。

 

自分一人じゃ叶えられない目標があったとして,仲間を集って,そして一つのチームになって動く場合は,全然いいんですよ。自身が必要としているわけですから。

また,そういう集団とかチームに自ら入らないと,叶えられない何かがあったりする場合とか。

 

ただ,「一人でもできるのになんでチームになる必要あるの?」っていう理不尽(!)な状況には,少し抵抗感があります。そんなこうだいです。

 

でも,その「期待」は消え、

週1でwith ALTの授業になりそうです。

 

それがわかったとき、本当の最初は、「あ!ぼくの苦手分野だ!」とおどおどしました。

 

しかし,今日を振り返ってみると,

すんごいバカな期待してたなー,なんて思った。

 

現実的に自分がしたい『』が厳しい今(勤務校的にも,世間的にも),自分一人でやる授業だと,途中で心折れてたかもなって。

心の移り変わりが激しい16,17の生徒は,そのうちこんな「ピチピチ兄さん」の授業に飽きが来て,寝るに決まってる。活力が消える。

そしてぼくも嫌になって,鬱になる。

 

そういう意味では,週1で来てくれるALTって,ありがたい存在なのかなって。

 

実際今日3つの学年でやってみましたが,なんか,良かった。

フォローがうまく,空気もめちゃくちゃ読める。

生徒もすごい生き生きしていた。

(もちろん,もっと大事なもんがあるよね,というアノ信念は胸の中にしまってるのでご安心を)

 

「学校という窮屈な場所に少しでも楽しい場所を」という目標を立てたとしたなら,これはチーム(それともコンビ?)として動いていいなぁ,と心から思えました。

 

彼女はめちゃくちゃ優秀だと思います。

素直にべた褒めしてしまいます。本当に。良かった。。

 

あと,ほら,お互い慣れてきたら,

教育観とかビジョンをシェアしたいじゃない?

こういう関係になるためには,定期的に会い,一緒に活動しない限り無理だと思ってますし,その点でも,良かった良かった。

 

ぼく結構ピュアな子だから、今日のこのブログについて、いつか直接彼女に打ち明けると思います。「最初実はこう思ったんやけどさ、でもね、」と。

 

あ,そういえば今日,授業計画を一緒に立てました。

日本語が結構お上手なんですけど,彼女の日本語力に頼らずに,意地でも英語で打ち合わせしたんですよ,1時間。

 

いや,だいぶぼく,話す力も聞く力も落ちていて,ビックリしました。

聞き返すこと多々,何も口から言葉が出ないことも多々々々々。

 

ひまわりのような,ケンシロウのような言葉が出ましたね。

 

英語力がそこまでいらない場所に,これまでずいぶんと浸っていたんだなぁと。

 

ここにきて,英語の必要性を再度見つけた,そんな日。

彼女のサポートを受けつつ,勉強に励み,

英語力を過去最強のところまで伸ばせたらなと。