初任者研修,今は良い感じだけどさ。

勤務校内で初任者研修が行われています。

もちろん,無理のない範囲内で進められているので,

ぼく自身,助かってます。

 

ハイテンポだと,

「この研修は,OO時間分の1時間か」みたいな,

「大学の興味のない授業は単位数のため」と同じ感覚になってしまうので,それがなくのびのびと受けられているぼくは,すごくいいなぁと。

 

研修と言っても,

「では,この日のこの時間,1時間の講座を設けたので,よろしく」というような,そんな堅苦しいものはあんまりない。

一日の流れにごくごく自然に組み込まれていて,

リラックスしながら,体験なり参観なり談笑なりできる。

 

ただ,コロナちゃんのせいおかげで,校外で行われる予定だった外部研修(教育委員会主催)は全て流れ,「勤務校で,代替研修してください」となってしまった,それも半年分。

 

「こういった参考資料を活用してくださいね~」

と,現場の各分掌・各教科主任にバトンパスされ,

任された教員は「マジか」となっている。

 

代替研修なので,

それ相応の内容のものに仕上げる必要があるのだろう。

 

忙しい時期にそういうことになってしまったので,

なんだかちょっと居た堪れない(苦笑)

 

ただ,一つ思うことは,

その外部研修というものは,結局のところは,「現場で活躍できるよう,知識や経験を積ませるための時間」なんでしょ,ということ。

 

つまり,現場のことは現場が一番よく知っている。

だから,徒弟制度のように,右も左もわからない新入りは,その学校に多くいる,いろんなベテランの背中についていく,というものでもいいのかなって。

 

ぼくには,「これとこれ,現場では必要だよね」と(勝手に)スケジューリングされた外部研修には,なかなか納得できない。

 

「いや,おっしゃる通り必要ですけど,」とは思う。

ただ,現場の先輩教諭が教えてくれるものの方が,リアリティがあって好きなんですよね。

人が多く集まる場所での研修って,「実のところはね,,」という裏話が,まぁ少ない。「綺麗事やないのそれ!」で詰まったものだって,経験上,あるんですよ。

 

それに,「実はそれについては,先輩がすでに教えてくれましたし,もうお腹いっぱいです」てのもあって,重複研修だったりする。

 

外部の初任者研修,「これはいいね!」と自分でカスタマイズできたらいいんだけどね。O時間以上という時間数とか設けて。

 

学校でイチ教師として生きていくためには,己が今いる場所で必死に学んでいかざるをえない状況はあるわけですから,現場一本の研修でもいい気がする。

 

そうは言っても,学ばない怠惰な教師もいる?

もしその人が足を引っ張てるだけなら,

そいつぁ,切っちゃえ,と地方公務員法の見直しも望む。

 

ぼく自身,公務員と言う立場にいながら,

「解雇されにくい組織」は,正直,

嫌いだし,なんだそれと思っていて,

個人的には見直しを望む。

 

と言っておきながら,

極端に無能なところがあるぼくは,もしそれが改正されたら,即刻「ユー ファイアード!」を言い渡される可能性も否めない。

 

まあ,それはそれで,刺激的。

※海外いるとき,一回だけ店のオーナーからクビを言い渡されたことありますが,その話はまた今度。