いつでも切れる人間関係

25年の人生で,「ぼくが絶交した人」を,

不意に数えてみたら結構いましてね(笑)

 

ギリ片手には収まりますが,

絶交という切り札をお前は何度出してるんだよって話です。

 

一人目は,ぼくが小2の時かな。

当時はよく,1個違いの兄と共に,地元の4つくらい年上の友達と遊んでたんですけど,向こうの高圧的な態度に我慢できなくなって,行動に出たんですね。

そのときは代表して兄さんが電話で,

「絶交しよう。」と言い放ち,友人関係は幕を閉じました。

 

それが最初の絶交。

絶交ってこういうことか,と認識。

 

それ以降は,ぼくの個人的な絶交ですね。

 

代表的なものをあげれば,

高校のとき,同じ部活に所属していた同僚と方向性の違いで揉めて,友人関係は自然消滅。

ぼくは当時キャプテンをやっていたのでその部活に残留,彼は顧問に申し出なしに退部しちゃったんですね。

ビックリするのが,そうなる前までは,誰がどう見ても,ぼくらはめちゃめちゃ仲が良かったことですね。

 

あとは,二十歳くらいのときに,これもまたすんごい仲が良い女性がいたんですけど,ひょんなことから,「あ,この人とはこの先,難しいのかな」と感じて,気付いたらよくわからないすんごい怒りが沸いてたんですね(笑)

一方的に縁を切りました。

おそらく,恋人関係に発展しなかったもどかしさの表れでしょう。

あのときは今よりもさらに青かったので,

今思えば、「大人な対応しなよ。」で片付けられるんですが。

 

そんなこんなで「絶交してしまった人」が,

そこそこいるというわけであります。

 

変わり者と揶揄されますが,ぼく自身、「害がある生物」ではないので,ご安心を。

じゃないと教師なんてやってられないです。できないです。

 

 

まあ、ここまで来るとなんとなく予想はつくんですね。

「大事だと思ってた人と絶交しても、案外大したことないよ」

と。

 

失った大事な人の数だけ大事だと思える人を増やせば良いんですから。

そして,彼らとのつながりを強くする。

 

それでもダメになったら,また増やす。

 

人間関係って,その繰り返しなんじゃないのかなって思うんです。

 

あ,恋人とか女房とか親とか,

そういうのはあっさり切っちゃダメっすよ(笑)

 

 

こんなこと言うと,

薄情め!と思われるでしょうけど,

いつでもすんなり人間関係を切れる心構えはできてるんですね。

 

もちろん,「誰かを見捨てる」意味での,「切る」ではなくて,向こうが一方的にぼくとの関係を切る姿勢でいたら,

「あら,それは残念だな。悲しい..けど,了解!おけ!」と,納得しちゃうタイプです。たとえそれまで良好な人間関係を保っていたとしても。

 

以前,サシ飲みしたゼミ生に,

「こうだいは感情がない」と言われたけど,

この部分もそれに当たるのかもね。

 

 

まあ,ダンバー数的に,マックス150人が安定的な人間関係を保てるっぽいから,いいのかなぁって思ってしまう。

「この人に縁を切られても大丈夫」「ぼくには強いつながりがある人,そこそこいるし!」と,謎の強がりが発動して結果的にハッピーみたいです。