4か月間の熟成期間

そういえば昨日,大学院時代,

同じゼミだった同期とサシ飲みをしました。

 

同じ県でお互い教師として働いているうえに,住んでる家もそこそこ近めなんでんすが,コロナが落ち着いた後もすぐに「じゃあ会おう!」とはならなかったんですね。

 

大学院修了後,これから働くぞってときに

ぼくの方からお手紙を書いたんです。

 

ぼくが自ら差し出したというより,その方から修了する前くらいに手紙をもらったので,これは答辞的な意味合いでぼくも書かなきゃな,と思って書きました。

 

「お互い成長した状態でコンスタントに会えば,良い刺激があって,自分自身を継続的に変えていけるんじゃないかって思ったり。」

「けど,人間てそう簡単には変われるわけなくて,一定期間の熟成期間が必要だと思うから,とりあえずしばらくは…そういうことで。」

的な手紙を書いて渡して,別れを告げたんです。

 

ブログにも書いてますが,

ぼく,人間関係の熟成期間,めちゃめちゃ好きなんですよ。 

kohdai-0321.hatenablog.jp

 

「変わる前」の記憶を頭の中に用意しといて,「変わった後」の姿を生で見たときにやってくる,あの脳内にドーパミンがブワーっと来る感じ,好きなんです。

 

だから,『人が変わる条件』に必ず含まれる「時間」のことを考えると,一定期間,故意的に「会わない・話さない」がマストだったりする。

 

とは言いつつも,たったの約4カ月の熟成期間で

会ってしまったわけですが。。

 

「物理的に近しいとまぁ仕方ないのかな」

という思いも否めない。

 

これまで熟成期間を保ってた人は,

みんな故郷や第2の故郷の人で,物理的に離れてましたし。

 

ただ,5~10年に1回会うのが理想だな,

とは心のどこかで思っていたりする。

 

 

さて,そんな同期とは,

いろいろ話しました。

 

価値観とか経験とか,シェアしました。

働きだすとちょっとは変わっていたりするから,

これがまたいい。

 

個人的に何よりもうれしかったのが,

『学び合い』とか教育について,

気兼ねなく楽しく話すことができたのが最高だった。

 

学校という普段の生活の場で,ぼくのビジョンを赤裸々に語れる人は,管理職でもなければ,先輩教員・同僚でもなく,授業を受け持っている中3の子だけです,今のところ。

 

そういう意味では,捌け口というか熱く語れる場を今回設けれたのはよかった。

 

あ,いろいろ成長してるところも見れて良かったよ,これを読んでる君。

 

 

「これ,楽しいから月1で会っちゃう勢いだね」なんて飲みのあと,ぼくの方から言ってしまった。

けど,そこをグッと堪えて,寝かせて,ベストタイミングで,「おっすー,元気?さて,どうですか!」と会い,刺激をお互い与えつつ,散する,これがいいよね,と言い出しっぺのくせして,正論みたいなのを書いてみる。