ぼくは基本ウェルカム

ぼくの授業の捉え方は,良い意味でも悪い意味でも周りとズレてるときがある。まあ,簡単に言ったら、「素直」なんですね。

学生の頃から「これやる必要ある?」と思ってたものを,今,教員となって,削ぎ落して,授業をしてる。

例えば,これ。

 

授業は基本的に,ヌルっと雑談から入るんですね。

 

で,お互いエンジンがかかってきたら,授業に入る。

授業に入る,と言っても要点を押さえた短時間集中型授業なんで,正直,テクニックすら取り入れていない一斉授業よりかは,効率良いし,断然マシな授業スタイルだと断言できますが。これも天神だからマンツーマンの個別式授業だからできたこと。

 

まあまあ言うてますが,生徒の成績(テストの点数)で結果を出そうと思います。

 

 

ぼくはそんな授業スタイルです。

雑談と言っても,だいぶ真面目な話してます。

昨日は,ポズナーの概念変化の話をしました。

先週はトランザクティブメモリーだったかな。。

 

もちろん,キャリア教育関係もしてます。

将来の話とか,お金の話とか,幸せとか。

勉強の必要性とかも。

 

ただ,本当の意味での雑談もします。

 

昨日は生徒の方からこういうお誘いがありました。

 

「先生,もしぼくら生徒(小さい学校だから,中・高等部,仲がいい。)にLINEグループがあったら,入ります?」と。

 

あるかどうかは知らないけど,あったら入りたいね!楽しそうだし!と言っておきました。そのあとにこう付け加えておきましたが。

「ただ,どうやら教員って,暗黙の了解で,在学中に生徒とSNSやLINE等で繋がることはご法度らしいから,現実的には厳しいんだわ」と,お断りした。

 

ケースバイケース(部活の連絡網としてはありなところも)ですが,「教師ー生徒」の私的な通信的つながりは,倫理観がどうたらこうたらで,世間的には良くないらしいです。

 

正直,ルールさえ設ければいいと思いますけどね。

しつこいスタンプ送信はブロックするよ,とか

受験・学校関係のことなら相談のるよ,とか。

 

一方的に教師と生徒との間にラインを

引けばいいのかなって。

 

たぶん,これを読んでる人の2割は,

「LINEだけにね」と心でドヤ顔してるに違いない。

まあいいや。

 

線を引けばいい,と言っても

それを守れない教師がいて,何かよろしくないことをしでかす。

それは本当にやめてほしいし,いけないこと。

「商品に手を出す」は,どの業界でもルール違反ですから。

 

でも,例えばFacebookとかで生徒と教師がつながるとめちゃめちゃ革新的。

革新までいかないけど, 良い。

そこで,生徒が今日学校であったこと,ふと思いついたこと,妄想・野望などを綴る。それを教師が見れるって,よくないですか。

単純にそういう人間関係も,ぼくは好きだ。

 

生徒も,教師が書き綴ったものを見れる。コメント入力もOK。

なんなら,生徒同士でFacebook内で関わるのもいい。

 

どうみてもプラスに働くのかなと,ぼくは思う。

 

あと,生徒にとって,正真正銘のeポートフォリオにもなる。

中途半端で不発に終わったあのジャパンeポートフォリオではないあれと違う何か。

 

 

ぼくはいつでも生徒とつながる準備はできている。

家でも学校でも,基本的に素の状態で誰とでも接してるので。

 

ただ,公につながるのは,システム上、ちょっと勇気がいるだけ。