ぼくは基本ウェルカム
ぼくの授業の捉え方は,良い意味でも悪い意味でも周りとズレてるときがある。まあ,簡単に言ったら、「素直」なんですね。
学生の頃から「これやる必要ある?」と思ってたものを,今,教員となって,削ぎ落して,授業をしてる。
例えば,これ。
授業のはじめと終わりのあいさつ,「お願いします」「ありがとうございました」とかですか。ぼくは基本的に自分の授業ではしないんですね。
— こうだい (@canewland) 2020年7月21日
自然な世間話から始めて,「気づいたら授業中でした!」みたいな流れが好きなんです。終わりもだいたい,「じゃ,そゆことで。」でいつも切り上げる。
授業は基本的に,ヌルっと雑談から入るんですね。
で,お互いエンジンがかかってきたら,授業に入る。
授業に入る,と言っても要点を押さえた短時間集中型授業なんで,正直,テクニックすら取り入れていない一斉授業よりかは,効率良いし,断然マシな授業スタイルだと断言できますが。これも天神だからマンツーマンの個別式授業だからできたこと。
まあまあ言うてますが,生徒の成績(テストの点数)で結果を出そうと思います。
ぼくはそんな授業スタイルです。
雑談と言っても,だいぶ真面目な話してます。
昨日は,ポズナーの概念変化の話をしました。
先週はトランザクティブメモリーだったかな。。
もちろん,キャリア教育関係もしてます。
将来の話とか,お金の話とか,幸せとか。
勉強の必要性とかも。
ただ,本当の意味での雑談もします。
昨日は生徒の方からこういうお誘いがありました。
「先生,もしぼくら生徒(小さい学校だから,中・高等部,仲がいい。)にLINEグループがあったら,入ります?」と。
あるかどうかは知らないけど,あったら入りたいね!楽しそうだし!と言っておきました。そのあとにこう付け加えておきましたが。
「ただ,どうやら教員って,暗黙の了解で,在学中に生徒とSNSやLINE等で繋がることはご法度らしいから,現実的には厳しいんだわ」と,お断りした。
ケースバイケース(部活の連絡網としてはありなところも)ですが,「教師ー生徒」の私的な通信的つながりは,倫理観がどうたらこうたらで,世間的には良くないらしいです。
正直,ルールさえ設ければいいと思いますけどね。
しつこいスタンプ送信はブロックするよ,とか
受験・学校関係のことなら相談のるよ,とか。
一方的に教師と生徒との間にラインを
引けばいいのかなって。
たぶん,これを読んでる人の2割は,
「LINEだけにね」と心でドヤ顔してるに違いない。
まあいいや。
線を引けばいい,と言っても
それを守れない教師がいて,何かよろしくないことをしでかす。
それは本当にやめてほしいし,いけないこと。
「商品に手を出す」は,どの業界でもルール違反ですから。
でも,例えばFacebookとかで生徒と教師がつながるとめちゃめちゃ革新的。
革新までいかないけど, 良い。
そこで,生徒が今日学校であったこと,ふと思いついたこと,妄想・野望などを綴る。それを教師が見れるって,よくないですか。
単純にそういう人間関係も,ぼくは好きだ。
生徒も,教師が書き綴ったものを見れる。コメント入力もOK。
なんなら,生徒同士でFacebook内で関わるのもいい。
どうみてもプラスに働くのかなと,ぼくは思う。
あと,生徒にとって,正真正銘のeポートフォリオにもなる。
中途半端で不発に終わったあのジャパンeポートフォリオではないあれと違う何か。
ぼくはいつでも生徒とつながる準備はできている。
家でも学校でも,基本的に素の状態で誰とでも接してるので。
ただ,公につながるのは,システム上、ちょっと勇気がいるだけ。