母の「転職からの天職」紀
いつの間にか母が
店長に昇格していた。
どんな母かと言えば,過去の記事を参考に。
職業は,「上場目前のローカルな不動産」ですかね。
母を一言で表現すれば,「遅咲きのキャリアウーマン」でしょうか。
これまでは,今と全く違う業種で働いてたし,
一時期は豆を売ってましたからね。
(#女性版ジャックと豆の木)
昇進のペースが早いもんで,
そこで働き出してまだ5年も経ってないというのが末恐ろしい。
店舗の数も増えつつあって,県を越えて,
ある地方に進出することも決まっている。
そうなるとエリアマネージャーという,
ショップ店長の上司(=本社と各店舗のパイプ役)が
必要になってくる。
母曰く,ゆくゆくはエリアマネージャーに
なることがすでに決まっているそうな。
予定では来年..。こちらも早い。
そうなると,実家と父と犬を置いて,
遠く離れた新天地で活動することになる。
人生初の一人暮らしで,ワクワクしているらしい。
「これまで"家族”に縛られてたから,ここからは自由に生きたい」という気持ちがあるみたい。いいんじゃないでしょうか,イキイキ生活。
となると,家族解散になりますね。
3兄弟みな,地元から遠く離れた都県にいるし,
母もゆくゆくは別の地へ..。
んーここまで家族がバラバラになるとは思わなかったなぁ🤔
まあ,お互い結果を出し合えたらいいなぁ。
どんどん昇格していく母は,
今の仕事を「天職」だと言う。
ツラいこともあるけど,充実し過ぎてるんだってさ。
数々の「転職」を経験し,50を前にやっと「天職」に出会う。
「もっと早くに今の職を見つけてれば良かったのにね」とぼくは言った。
「いや,この時期に見つけたから良かったんだと思う」と返ってきた。
「3兄弟みんな自立して,自分で食っていけるという確かな予測できた時期に出会ったから,今の状況があるんだと思う。もし,もっと早くにここに出会ってたら,たぶん今とはまた違う方向に進んでただろうなぁ」
ってさ。
キャリアってそういうもんなんだね。
50前のぼくは,どんな仕事してるんだろう。
母の遺伝子を強めに引き継いでるから,
きっと,なんか違うことしてるのかしらね。