母の「転職からの天職」紀

いつの間にか母が

店長に昇格していた。

 

どんな母かと言えば,過去の記事を参考に。

職業は,「上場目前のローカルな不動産」ですかね。

kohdai-0321.hatenablog.jp

 母を一言で表現すれば,「遅咲きのキャリアウーマン」でしょうか。

これまでは,今と全く違う業種で働いてたし,

一時期は豆を売ってましたからね。

(#女性版ジャックと豆の木

 

昇進のペースが早いもんで,

そこで働き出してまだ5年も経ってないというのが末恐ろしい。

 

店舗の数も増えつつあって,県を越えて,

ある地方に進出することも決まっている。

 

そうなるとエリアマネージャーという,

ショップ店長の上司(=本社と各店舗のパイプ役)が

必要になってくる。

 

母曰く,ゆくゆくはエリアマネージャーに

なることがすでに決まっているそうな。

予定では来年..。こちらも早い。

 

そうなると,実家と父と犬を置いて,

遠く離れた新天地で活動することになる。

人生初の一人暮らしで,ワクワクしているらしい。

 

「これまで"家族”に縛られてたから,ここからは自由に生きたい」という気持ちがあるみたい。いいんじゃないでしょうか,イキイキ生活。

 

となると,家族解散になりますね。

3兄弟みな,地元から遠く離れた都県にいるし,

母もゆくゆくは別の地へ..。

んーここまで家族がバラバラになるとは思わなかったなぁ🤔

 

まあ,お互い結果を出し合えたらいいなぁ。

 

どんどん昇格していく母は,

今の仕事を「天職」だと言う。

ツラいこともあるけど,充実し過ぎてるんだってさ。

 

数々の「転職」を経験し,50を前にやっと「天職」に出会う。

 

「もっと早くに今の職を見つけてれば良かったのにね」とぼくは言った。

 

「いや,この時期に見つけたから良かったんだと思う」と返ってきた。

「3兄弟みんな自立して,自分で食っていけるという確かな予測できた時期に出会ったから,今の状況があるんだと思う。もし,もっと早くにここに出会ってたら,たぶん今とはまた違う方向に進んでただろうなぁ」

ってさ。

 

キャリアってそういうもんなんだね。

 

 

50前のぼくは,どんな仕事してるんだろう。

母の遺伝子を強めに引き継いでるから,

きっと,なんか違うことしてるのかしらね。