会議よりかは日々の談笑が効率的

今日は午後に,学部会がありました。

 

内容がどうしても生徒の進路等が関わってくるので,終了予定時刻を30分もオーバーしてしまいました。議論合戦だったんですね。

「してしまいました」と言っても,ぼくは特に何も発しておらず,ただただ会議を傍聴するし,頷くだけでした。

 

「みなさんどうですか?」「何かご意見等ございますか?」という意見を集める声がけには,本当に言いたいことがない限り,何も言わず,ただ頷くだけなんですね。

まあ,まだしゃしゃり出れないだけなんだと思いますが。

「先生はどうお考えですか?」と名指しされないと,まだぼくなんかが喋っていいのかなと不安に思ってしまう,そんな青二才。

 

ところで,会議内容はというと,

「聞き慣れた議案だった」

というのが率直な感想でした。

 

というのも,ぼく自身,普段,ミドルリーダーやベテラン先輩教員らと談笑するんですけど,その中で取り扱われている内容ばかりだったんですね。

 

談笑ってもう文字通り「笑って話してる」んですね。

姿勢崩しながらお話しをする,そんな感じの。

 

で,疑問があればその都度聞いたりして,

それも踏まえてついでにぼくの考えも話す。

 

そういう機会が毎日あるので,その小集団の中では,「これで決まりっしょ」とか「こうだといいよね」という合意形成が図られている。

 

でも,「全体」という大きな集団になったときは話が変わる。

 

その小集団の考えとは異なった意見がポンっとでてくる。

当たり前なんですけどね。

 

そのすり合わせにめちゃくちゃ時間がかかる。

それがどうやら会議と言うものみたい。

 

そういう意味では会議はあんまり好きではない。

時間をかけている割には,ずっと平行線ということがあったりするので,「なんかなぁ」と思わざるを得ない。

登山を1時間してふと後ろを振り返ると,「わし全然登ってへんやん」と絶望するあの感じと酷似。知らんけど。

 

まあ,どちらかと言うと,

細々とした会議をなくしたい。

 

「日々の談笑」をその会議の代替にできればと思う。

だから,小集団の談笑から,もうちょっとスケールを拡大した談笑に移行して,7~8割くらいの教員の頭の中に「こうだといいよね」という合意形成があったらいいなぁって。

そうすれば,わざわざ会議と言う静粛な場で,

ピリピリとした意見交換をせずに済むし,

時間もかからない。

 

もちろん,重要なことを決める場に会議は必要だと思いますがね。

 

 

ぼくの会議の印象は,そんな感じ。

 

おそらく,「談笑する仲」っていろんな垣根を越えてないと築けない関係性だと思うので,現実味がないですけど。